• 異世界ファンタジー
  • エッセイ・ノンフィクション

2020年9月12日の近況報告 何故年を取るとゲーム(本でもいい)を積むのか

 幼いころからゲームに触れ続けて今年で30年近くになりますけど、それでも「積みゲー」というのは増えております。

 今回はなぜ人はゲームを積むのかについてです。



 ゲームを遊んでると必ず「ハズレ」を引きます。

 そして年を重ねれば重ねるほど「ハズレ」を引いてしまったショックから立ち直るまでに時間がかかるものなのです。

 昔のゲームをやり続ければ少なくとも「ハズレ」を引くことはありません。

 折られて折り目のついた紙を元の折り目の無い状態に戻すことは出来ないのと同様に「折られた」記憶は消せません。

 なので「また折られる可能性があるのならその可能性が無い昔のゲームをやったほうが良い」となるのです。なってしまうのです。



 他にも年を取ると「感情を揺さぶられたくない」もっと言えば「心臓に悪いのでドキドキやハラハラをしたくない」となり

 未知の空間に足を踏み入れにくくなるというのもあります。

 昔のゲームを繰り返しやり続けるのは「先の展開が全部わかってるから感情を揺さぶられドキドキやハラハラすることが無い」というのも大きいでしょう。



 年食った老人にとって新しいゲームは「よくわからない食べ物」であって、

 美味いか不味いかの判断ができないくらいならいつも食べなれてる料理の方が良いとなります。

 なので積みゲーを消化するのは「怖い事」なのです。もう怖くて怖くて仕方ない事でして。

 そんな怖い思いをするくらいなら散々見飽きたゲームをやり続けていた方が精神衛生上はるかに良い事なのです。

コメント

コメントの投稿にはユーザー登録(無料)が必要です。もしくは、ログイン
投稿する