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その後を語る物語

『お金の成る木』を投稿しました。
初めて書いた童話にしては、悪くなかったと思ってます。
気に入っていただけたら幸いです。

ここでは本編のちょっとした裏話をしようかなと思っています。
自己解釈で楽しみたい方は、閲覧非推奨です。
内容構成は以下の通りです。
・最初の一文について
・何故童話なのか
・最後の一文について

ーーーーー

1.最初の一文について
この童話のきっかけとなった出来事の一つなんですが、童話の中の決まり文句としてよく「むかしむかしあるところに」というのがあると思います。アレ、何故毎度昔が舞台なのだろう、未来を舞台にしたモノがない(知らないだけかもしれませんが…)のは何故なんだと、ある日思ったわけなんですよね。そこで、じゃあ自分で未来である童話を考えてしまおうと思い立ち、生まれました。

2.何故童話なのか
単純に、未来が舞台の物語を書くというのもあったのですが、私自身、グリムノーツというゲームが好きだったんですよね。童話が出てくるゲームなんですが、それを遊んでいるうちに、童話ってすごい、そもそもとして後世にこれだけ語り残されるモノを創り出したのすごいということで、憧れのようなものが生まれました。それで、童話を書いてみたいと思ったんです、はい。
ネタは思い浮かんでいなかったので、3ヶ月以上は放置していたと思いますが、ある日、お金の成る木が登場する童話にしようと思い浮かんだので、メモ書きだけしてつい最近書きました。
所々童話に使うような単語でないもの(紙幣など)がありますが、あんまり気にしないであげてください。子どもに読み聞かせるときのちょっとした勉強とでも思ってあげてください。

3.最後の一文について
童話って、何かしら教訓があるということで、そこを何にしようかが一番難しかったです。
最後の一文についてなんですが、おじさんはどんな一生を過ごしたかを想像してもらいたくて、罫線(──)を入れました。話の流れ的に幸せといった肯定的な内容が入ると思った人が多いと思うのですが…(というかそう仕向けたつもり)。実はおじさんがお金を大量生産をした影響でお金の価値が暴落し、大変な人生を歩む羽目になったという結末を裏で設定しています。そこまで書いてもよかった気がするんですが、露骨過ぎてなんか嫌だったのでやめました。
何故罫線にしたのかなんですが、童話のその後を想像して結末を考えるということをしてもらいたかったからです。幸せ等の言葉を入れても良かったんですけど、それだと気づいてもらえなさそうなのでやめました。
この裏設定をこの童話の教訓にしたつもりで、価値のあるものは、数が少ないから価値がある的な意味を込めたんですが、よく考えると、私利私欲で行動するとしても自制心を持てー的な教訓になってる気がしてます。


なんだかんだで長くなっちゃいました。
凝ったつもりではありますが、凝りすぎてわからないといった事態になっていないか、少し心配です。
コメントでアドバイスや質問,感想などもらえると、励みになりますm(*_ _)m

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