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残ったモノ

『居残り話』を投稿しました。
以前に長編に挑戦したことがあるんですが、続かなかったこともあって、まずは短編から書き始めようという経緯があって生まれた短編小説第一作目です。
気に入っていただけたら幸いです。

ここでは本編の簡単な解説をしようかなと思います。意外と薄っぺらかったりしますので、心情などを推測する楽しさを求めている人は、やめた方がいいかもしれません…。内容は以下の通りです。
・タイトルの由来
・『ソレ』とは
・少年について

※作者は、没入感を増す目的で、作中で登場人物の具体的な説明,描写をあえて避けています。読みづらかったらすみませんm(*_ _)m

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1.タイトルの由来
居残り話というタイトルですが、これは主人公である少年が、放課後に学校に"残っている"というのと、少年の手元には何が"残っている"のかについて掛けたものになっています。

2.『ソレ』とは
作中で少年のそばにいるソレですが、少年の唯一の友達です。指示代名詞で表現している理由は、既に死んでしまっているからです。死因は特に決めていません。
ソレは、少年の自殺(後述)を阻止しようと話しかけてきたところを、小説内で描写しています。

3.少年について
唯一の友達を失った少年が残っているモノに目を向けたとき、それは本当に残っているモノなのだろうかと、疑問に思ったことが事の始まりです。性格は作ることができ、何か優れたモノを持っている訳でもない。友達も失ってしまった少年に残っているモノは一体何があるのか、といった感じですね。
学校には慣れず、友達がいない世界で、何か秀でているわけでもないのであれば、生きていても苦痛でしかないという理由で、少年は自殺のために学校の屋上へ赴きます。その時の出来事が小説となっています。
最後の『腰を浮かせた』ですが、飛び降り決行の合図のつもりで書きましたが、やっぱり引き返すことにしたという意味にも捉えられるのかなと思ってます。


コメントでアドバイスや質問,感想などもらえると、励みになりますm(*_ _)m

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