「呪い子と銀狼の円舞曲《ワルツ》」(
https://kakuyomu.jp/works/16817330664337951943)、完結しました!
明治・鹿鳴館時代を舞台に、虐げられた華族令嬢が異国の貴公子と出会って恋に落ちて──というお話です。あやかし要素もあるよ!
最近流行りっぽい題材を私なりに流行りっぽく書いてみました。舞踏会というと華やかなイメージですが、鹿鳴館時代の令嬢たちは洋装もダンスも決して喜んではいなかったらしい、というエピソードを聞いて思いついたお話です。
読んだ本では「オムライスを食べると着物を仕立てていただけた」という証言もありました。子女を洋食に慣れさせるのに親御さんのほうも苦労したようです。暁子の言動はこの辺りを踏まえていたりもします。
カクコンが始まるのでそれどころではない感じでしょうが、お好みの要素があれば手に取っていただけると嬉しいです。
そう。そして、カクコンが始まるのですよね。
先日の近況ノートでも宣言した通り、長編部門ではまずは「魁国史后妃伝 ~その女、天地に仇を為す~」と題した中華悪女の復讐&成り上がりものを12/1の夕方から公開します。
「外戚の禍を避けるために皇太子の生母は死を賜る」という掟がある国で、姉と、さらには姉の子を殺されたヒロインがすべてに復讐していくお話です。愛憎ドロドロの重めな話ですが、好きな方もいくらかはいらっしゃるでしょう。賢く強かなヒロインがやりたい放題するお話でもあるので、覗いてみていただけますように!
本作、小説家になろうで開催される「書き出し祭り」なる企画にてFAをいただいております。exaさんによるヒロインを見てイメージが膨らむかと……! 袖で隠した鬼気迫る表情、すごいですよね……!
ほか、できれば書きたいなあ、な長編がもう1作、あと、短編部門にもいくつか出したいと思っています。都度、告知宣伝していきますので、ご縁があるように願っております。どうぞよろしくお願いいたします。