ジャンプホラー小説大賞にて、「太夫は羽化の時を待つ」が特別賞をいただきました! 公式ページ(
https://j-books.shueisha.co.jp/prize/horror/result09.html)のほか、本日発売の週刊少年ジャンプ誌上でも発表されております。ジャンプを購読している方は「SAKAMOTO DAYS」と「呪術廻戦」の間のページをちょっと見ていただきたいです。
とても気に入っている作品で、構成にも自信はあったものの、主人公は中年の刑事でメインテーマがトランスジェンダーで、「少年ジャンプ」だとカテエラかも……とも思っていたのですが、評価していただけてとても嬉しく光栄に思っております。
書籍化してもらえる賞ではなく、また、Webでの再掲載も不可とのことで、新たに読んでいただいたり再読していただけたりという訳にはいかないのは残念ではあるのですが。それでもジャンプに名前が載ったのは嬉しいし、次こそもっと上の賞を勝ち取ってノベライズのお仕事をいただくんだ! と奮起したところです。
カクヨム掲載時に読んでくださった方は、蝶の翅の煌めきや「彼」や「彼女」の想い、いつか来る羽化の時を心の片隅に留めていただけると良いな、と思います。
続けて他サイトのお話ですが、小説家になろうで開催中の第11回ネット小説大賞にて、拙作「花旦綺羅演戯」(
https://kakuyomu.jp/works/16817330647645850625)(なろう版は「娘役者は後宮に舞う」(
https://ncode.syosetu.com/n6934if/))が最終選考に残っております。
いつもは受賞しないと意味がないし……というスタンスの私ではありますが、応募総数15,387作品中の71作(全体の約0.46%)に残っているとなるとさすがにテンション上がるしそわそわします。
こちらも、自分では自信を持って面白い! と推せる作品なので、この機会にもっと多くの方に読んでいただきたいし、できることならどこかの出版社の目に留まると良いな!!! と祈っております。
最後に、カクヨムでの活動について。
「呪い子と銀狼の円舞曲《ワルツ》」(
https://kakuyomu.jp/works/16817330664337951943)は11月30日で完結予定です。ほぼ決着がついたところで、残すところはエピローグだけになります。
和風シンデレラストーリーを謳っただけに、紛うことなきハッピーエンドになりますので、安心してお読みいただけるかと思います。
そして、入れ替わり的に、12月1日よりカクヨムコン向けの新作を公開します。
「魁国史后妃伝 ~その女、天地に仇を為す~」とのタイトルからもお察しの通り、中華風の架空の国を舞台にした悪女ヒロインの復讐&成り上がりストーリーです。
私の過去作だと「雪の女王は戦馬と駆ける」の読み味と近いかもしれません。シビアかつ緊張感漂う物語になります。カクコンだと求められない方向性だとは思うのですが、今回は趣味に走ることにしました。
どの作品もお楽しみいただけると嬉しいです。引き続きどうぞよろしくお願いいたします。