「花旦綺羅演戯 ~娘役者は後宮に舞う~」(
https://kakuyomu.jp/works/16817330647645850625)、第二部後の番外編も出し切りました。第三部の連載は2024年春くらいになるかと思います。番外編のラストでチラ見せした通り、港町を舞台にしての立ち回りになるはずです。参考として明代の朝貢貿易や倭寇周りの事情を勉強中です。なかなか複雑ですが面白いですね!
ちなみに明代で海といえば、大船団を率いて旅した宦官の鄭和が有名ですが、民間レベルの説話で「各国で冒険を繰り広げる鄭和を海の女神・媽祖が守護する」という構図がよく見られるそうです。本作においては誰が鄭和で誰が媽祖になるか見えてきた気がしますね! という訳で次章のメインの演目はそんな感じです。
また、本作は明日10月13日21時~風和ふわ様に読書実況していただきます! 本文を読みながら、随時感想を述べていただく感じですね。視聴者の方とワイワイしながら見ていただくのは作者としては恥ずかしくも嬉しいですし、既読の方も未読の方も楽しいのではないかと!
https://www.youtube.com/watch?v=1ZOXaMjqn-YYouTubeが会場なので、ぜひぜひ、一緒に視聴しましょう!
続いて、新連載のお知らせです。「世界を変える運命の恋」コンテスト応募作です。
「屑石は金剛石を抱く」(
https://kakuyomu.jp/works/16817330664978775202)
《あらすじ》
チャクルは宝石を生む種族・玉胎晶精《ターシュ・ラヒム》のひとりとして魔神《シェイタン》の宮殿で養われている。
けれど、価値の低い水晶しか生み出せずに肩身の狭い思いをしていた。
主のために、命をかけて美しい宝石を捧げることが彼女たちの種族の誇りであり使命だから。
けれど、ある日宮殿を襲った「敵」がチャクルの世界を変えた。
「彼」に連れ出された外の世界で、チャクルは自分に何ができるかを考え始める。
自らの意思を持った宝石は、人からも魔性からも注目されることになるが──
夏に公開していた同タイトルの短編の加筆版&連載版です。短編部分を1.5倍以上に加筆したほか、もう1エピソード付け加える感じになります。
コバルト文庫で育った作者ですので、古き良き少女小説テイストのファンタジーになっているのでは、と思います! お楽しみいただけますように!