2021年度最初のノートです。
さて、年度末と言えばKAC。これを終えないことには新年度を迎えられません。というわけで今年もフル参加しました。これで3年連続の皆勤賞ですね。
今年は一昨年と同じ10回連続で、後半に入ってくるとさすがにだれてくるものがあります。2回ほど書きかけの掌編に手を入れて乗り切ってますね。
1回あたりの制限時間としては、過去一ゆとりがあったんでしょうけどね。一昨年は週末でも2日だったのが今年は3日ありましたし。去年は5回だけでしたが、締め切りが半日早くてそれはそれでシビアでした。
後、皆勤賞特典が年々渋くなってるんですよね。今年もリワードでしたが、去年の2倍書いても同じ300ポイント。一昨年が図書カード500円分(運営のメールに気づかずもらい損ねた)だったのを思うと、まあ渋い。
去年、これのために試しにリワード登録してみたんですよ。1年で3000リワードまでたまると換金できるんですけど、まあ全然でした。400強くらいですね。KAC特典除くと、100くらい。公式の特集に2度紹介されてもこんなものです。渋い。
そのために書いてるわけじゃないのでがっかりとかはないんですが、収益化ってホントにハードルが高いんだなと。いまの30倍読まれないといけないんですから。
たぶん同じように去年登録した人ってたくさんいたと思うんですけど、その大多数が300リワードあったところでなあと思い知る結果になったのではないかなあと。つまり、皆勤賞の旨味なんてものはほとんどないわけです。
今年はあんま完走した人はいない気がしますね。少なくとも過去最低なのは明らかかと。作品もPV見ててKAC効果とか特に感じなかったですし、相互の方もあんまり走ってなかった気がします。反動で来年はまた特典がグレードアップするといいのですが。
お題もここでざっと振り返っておきましょうか。
「おうち時間」……時事ネタ枠。わかる。
「走る」……ざっくりしすぎでは? とも思うけど物語を劇的にする最もシンプルな手段はキャラを走らせることなのでまあわからないでもない。
「直観」……「直感」じゃないのがむずかしいし試されていた気がする。
「ホラー」OR「ミステリー」……運営がこのジャンルを盛り上げようとしてくれてるのは嬉しい(「歴史・伝奇」とかは……うん)。
「スマホ」……略称だったのが、選択肢を広げてたのはおもしろかった。
「私と読者と仲間たち」……エッセイ向きのお題。
「21回目」……数字に必然性を与えるのがむずかしかった。
「尊い」……この言葉を直接扱うか、作品そのもので答えるか。
「ソロ○○」……趣味ものを書かせたかったんだろうなと。
「ゴール」……ここまで参加してきた書き手としては気持ちが入れやすいお題。
この企画ではもう30作近く書いてることになるんですが、4000字の尺というのがいまだにつかめずにいます。一昨年はとにかく皆勤賞狙い。去年は詰め込めるだけ詰め込んでたんですが、今年はもうちょっとすっきりさせて完成度を高めようという方針で挑みました。
4000字というと、ショートショートとか掌編と呼ばれる長さになってきます。短編よりさらに短い小説として別ジャンル扱いになる長さです。いろんな作品の文字数を数えて参考になりそうなものをピックアップしたりしてたんですけど、まああんまり意味なかったですね。
詰め込みすぎないようネタを絞ると内容が薄くなってしまったりして(でも文字数はぎりぎりになる)、最後までちょうどいい話が書けなかった気がします。
各回ごとの表彰作品ってあるじゃないですか。まあ、1度はほしいわけですよ。30回も書いてるんですから。でも、形にするので精一杯でしたね。
もはや恒例行事なので来年もあると思うんですが、それまでに掌編を極めたいものです。4000字縛りで特訓しようかなと。
それはそうと、コレクション機能が実装されましたね。去年のKAC後からずっと実装予定ですと言われてきて、まさに待望の、といった機能です。
KAC参加作はコレクションにまとめています。他にも自選短編集とかテーマ別短編集、発表年順のコレクションなんかも作ってるのでよかったらみてやってください。