カクヨムでは久しぶりの更新となりました。どっこい生きてます。戸松秋茄子です。
さて、みなさん年末年始はいかがお過ごしでしょうか。休暇を利用して帰省されている方も多いことでしょう。おせち、お雑煮、お年玉。なにかと「お」がつくお正月の絵が浮かびます。
あいにくと、わたしの周りに「お」がつくような何かはありません。部屋に引きこもってだらだらしているだけです。特別、この時期らしいことはしてません。相も変わらずカクヨムとTwitterに張り付いていました。
28日からずっと休みだったので、その時間を利用して滞っていた諸々を進展させようとしたのです……が、困ったことに筆が乗らない。
足踏みしたままあれよあれよという間に時が過ぎ、年が明けてしまいました。
目下のところ、最も気がかりなのが「空想体験記」です。これはまた連載の方でも触れることになると思いますが、かなり追い詰められています。
いや、本当に。虚実入り混じったあの連載では何を書いても「仕込み」なんじゃないのと疑われる可能性があるのでここに書くんですけど、予定から大幅に逸脱してるんですよ。
そもそも、あの連載が当初の構想とはまったくの別物になってしまったのは以前ここでも触れたとおりです。
当初の構想だと、創作論めいたパートはほとんどなくて、あくまで架空の執筆記録を緩急取り交ぜおもしろおかしく書く予定でした。それがどうしたことか、がちがちの創作論になってしまった。こうなると「プロット派」というのが一番の大嘘なんじゃないかと思ったり。
まあ、それも含めて楽しんでた部分もあるのですが、更新が2週間以上滞ってしまったのはかなりの痛手で、ここからどう巻き返したものかと頭を痛めています。
更新が滞った理由はあちらにも書きますし、そこで嘘はつかないつもりなんですが、ここで簡単に述べると、時間がなかったというのがひとつ、集中力が切れたというのがまたひとつという感じです。
これもどこかで書いた気がするのですけど、わたしはコンスタントに文章が書けるタイプじゃないので、絶対どこかでこういう波は来るんですよ。精神的にどうこうというよりは脳の機能ががくんと下がってしまう。集中してた時期の後は特に反動で、マイナスに振り切れてしまうんです。
思うに、創作ってかなり独特な脳の使い方をするんですよ。一度スイッチが切れると、イケイケのときは無意識にやってたことができなくなるんですよね。感覚を取り戻すのに時間がかかる。
つくづく連載に向いてませんよねえ。このままだと「空想体験記」さえエタらせることになるのが笑えないところです。
ただ、こういう文章が書けるってことは多少は回復してきたかな、という気もします。なるたけ早いうちに手を付けたいものです。しばらくは「空想体験記」に集中しますが、「海が太陽のきらり」も忘れたわけではありません。さしあたってはこの2つをどうにかすることを目標に2020年の創作活動をはじめていきます。
新年ということで他にもいろいろ言いたいこともあったのですが、その辺は諸々落ち着いてから「リハビリ記録」の方にでも書きます。
何はともあれ、今年もよろしくお願いします。