5年前のクリスマスシーズンに書いた作品を投稿しました。
内容としては、孤独な男二人がクリスマスの街で出会い、そして特別な関係になるという話です。誤解させるような書き方をしていますか? 嘘は書いていないのですが。
しかし、いま読み返してみると新鮮な驚きに撃たれます。こんなのも書けたのか、自分、と。創作歴1年にも満たない頃に書いたものですが、なんだか年を経るごとにどんどん偏屈になって狭い作風のものしか書けなくなってきている気がします。こういう、ライトでストーリー性のある短編もたまには書いてみたいですね。
創作初期は、まだミステリの影響が強くて、この話も、言ってみればコンビ名を推理してごらんという話ではあります。もちろん、どこぞのタイトル当てミステリほど厳密なものではないでしょうけど、自分なりにプロットの技法を応用して書いたつもりでした。
何はともあれ、クリぼっちなみなさんに楽しんでいただければ幸いです。