企画ページ
https://kakuyomu.jp/user_events/1177354054886161921どうも、僕です。
突然の有田哲平ですみません。言ってみたかったんです。
僕とはつまり「しもべ」です。語源からしてそうですよね。ただ、今回はどちらかというと近代以降の新しい一人称、近代的自我の象徴としてのニュアンスを採りたいと思います。早い話が「僕は僕です!」(高木勇人)ということです。そういうちょっとナイーブな話を募集します。
やっぱり小説って「俺」より「僕」が圧倒的に多いじゃないですか。印象論かもしれませんけど、あれってやっぱり個人の内面を描こうと思ったら「僕」の方がしっくりくるんだと思います。尤も、異世界ものはそこの比率が逆転してる気がしますが(なんてったって「俺」TUEEEですもんね)。
わた……僕も思春期以降は僕という一人称をこっそり用いています。それはやっぱり、小説の影響が大きいんですよね。具体的には『GOTH』という作品なんですけど、はじめて読んだとき「これは僕だ」と、長い眠りから目覚めるような衝撃を覚えました。
それまで信じてきたものに裏切られて、人と話さなくなって、そんなとき唯一心に寄り添ってくれたのが小説というメディアで、だから僕はそこに僕を発見できたし、それが人生の指針になった。僕僕言いすぎて僕タルト崩壊気味ですが、本当のことです。
長くなりましたが、質問などありましたらこちらにどうぞ。
僕から以上(黒瀬直邦)。