戸松秋茄子

では、一例として、主催の自分から作品を紹介させていただきます。

「膝枕変奏曲」というタイトルで参加させていただきました。三年ほど前に書いた作品で、告白体と言いましょうか、語り手が次々に交代していくのですが、読者に直接語りかけるような文体で全編が統一されています。太宰の「駈込み訴え」をイメージしていただけるとわかりやすいかもしれません。動きがないですし、映像で再現するには工夫が必要な内容だと思います。ただ、声優さんの朗読とかなら聞いてみたい……ダメだ。他メディアに負ける（カクヨムはなぜタイポ芸ができないのだ）。

　『ハイキングに行こう』で参加させていただきました。心理描写を主体としたホラーですが、視点が四つに割れる上に、それぞれの意識が自分自身にしか向きません。映像が作れないことはないと思いますが、極めて高難度だと思います。しかも、コンセプトがハートウォーミングホラー。厭ミスの真逆ですから。いひひ。

　四万字は超過していますが、サイドストーリー二つを除けば「前後」の枠内に入るかなと。どうか、ご賞味ください。

「滑稽と悲惨に満ちた「つ」の遍歴と修行時代」で参加させていただきました。登場人物というか登場字物が「つ」や「し」や「あ」なので、ほぼ映像化不可能、おまけに紀元前から平安、江戸、明治を経て現代にまで至るというスケールの大きさで、映像化はまず無理でしょう。しかし難解ではなく、アホらしい与太話なのでお楽しみいただければ幸いです。

初めまして。「アルノルド・サガフィの帰郷」で参加させていただきました。
とある〈仕掛け〉が、文字媒体でなければ意味をなさないため、読者の方にいただいたイラストも軒並み「ネタバレあり」の注意書き無しでは公開できない状況です。（このような書き込みで〈仕掛け〉の存在を自ら明かしてしまうのはいかがなものか、と思わなくもなかったのですが、参加資格は満たしていますよ、と主張しておきたくて）
どうぞよろしくお願いいたします。

佐藤佑樹と申します。拙作『飢え』でもち参加させていただきます。宜しくお願いいたします。

夏木立で参加させていただきました。
ファンタジーです、内容といたしましては、潜在意識として潜んでいた想いに気がつくというストーリーです。
シリーズとしての第一弾としての位置づけになっております。
現在連載中で第二弾を試行錯誤して書いております。

「なくてはならないもの」で参加させていただきました。
詩とショートショートから成っていますが、映像化してしまったら面白くもなんともない作品です。(^^;)

みなさんの作品も読ませていただきたいと思います。

追記　
映像化という意味ではできてしまいそうなので？　参加資格はあるのか？　今頃　気が付き悩んでしまいました＾＾；
趣旨に合わないようでしたらスルーしてください。