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高校二年生

 ブルーティッシュエッジ最新話投稿しましたが、大体二ヶ月ぶりであることに気づいて愕然としました。なんか前も似たようなこと言ってましたね。学習能力!
 11月が忙しさのピークだったのが原因なのですが、仕事しながら思っていたのは、兼業作家って化物だなってことです。二つの(仕事の内容によってはもっとたくさんの)納期に追われるのって地獄の苦しみじゃないでしょうか。それに耐え抜き乗り越えるのってすごい。まぁ、専業作家はもっと化物なんでしょうけど。

 さて、ファンタジー物を書いてたら現代ドラマっぽいものを書きたくなりました。一作品を書いてるのにヒーコラ言ってる現状では書き始めませんが、構想だけ練ってます。
 考えながら思ってたんですが、高校二年生、17歳ってほんと物語を作りやすいな、と。
 それ未満だと、子供すぎる。子供主人公じゃドラマにならないという意味ではなく、大人になってしまった人間では、子供は書けないと思うのです。それこそ、子育てを一通り経験した本当の大人か、仕事で子供と関わる人でなければ。ちゃんとした社会経験を積んでないと駄目だと思います。
 そして17歳より上だと、大人すぎる。私の感覚では、その辺の大人だと冷静に事件や感情の動きに対応できて、それこそドラマに発展しないと思います。というより、そういうところでドラマチックになってしまうような大人は、私は嫌いです。大人は冷静で、感情をコントロールでき、衝動を抑えられる人のことだと思っています。だから私の考える大人で、私の筆力では、現代ドラマにはならない。ろくに社会経験積んでないのでお仕事物とか絶対書けませんし。

 その点、17歳はいい。大人もいるし、子供もいる。大人のふりをしてるつもりだけどミエミエな子供もいるし、子供のままではいられなかった大人もいる。そういう人達の葛藤みたいなものがすごく愛おしい。
 ナンバーガールの楽曲 Omoide In My Head の一節を引用します。
 「現実と残像は繰り返し 気がつくとそこに ポケットに手を突っ込んでセンチメンタル通りを練り歩く17歳の俺がいた」
 ポケットに手を突っ込んで、という表現が秀逸ですね。説明するのが野暮なくらいの、大人になりかけてる子供のもやもやした感情が表れている。

 衝動的に書き始めたせいで着地点を見失ったので強引にオチへ持って行きますが、でもこうやって書きやすい年齢の人物に頼り切らず、大人が出てくる話にもチャレンジしたいと思うわけです。
 最初に書いたとおり、並行で進める自信はないので、始動するとしたらブルーティッシュエッジの前半が終わる頃でしょうか。たぶんあと10話以内には前半が終わるはず。まだ半分も終わってないですね。気のなっげぇ話です。
 とにもかくにも、一応はプロットできてるはずなので、もうちょっと更新頻度上げたいなと。
 頑張ります。まぁ、自分の言葉を裏切ることにそれほど良心の呵責を感じないタイプなので、アレですけど。


 そういえば、ブルーティッシュエッジの主要人物、情報屋の名前を変えました。つっても直したのはあらすじの人物紹介だけ、今回投稿で初めて名前が出てきた(前回の登場シーンでは代名詞だけで済ませてた)ので特に影響ありません。
 人物の名前を直す、ってたまに人の小説で見かけるものの、なんでそういう状況になるのかわからんわーと馬鹿にしてたんですが、なるほどなるものですね。なるものですねじゃねーよ、って話ですが。

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