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齋藤 龍彦
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2022年4月22日 08:21
『憲法9条 田原総一朗 VS 天狗騨記者』はけっこうな名作かもしれない件
ちょっとだけ自慢したくなるような事がありました。
田原総一朗さんで二次創作という企画モノ(
https://kakuyomu.jp/info/?page=1650272485
です)に参加した拙作『憲法9条 田原総一朗 VS 天狗騨記者』(
https://kakuyomu.jp/works/16816927861210803216
)の最終更新日を確認をしてみて下さい。
最終更新日 2022年3月5日 07:19 です。
そして本作最終話(第7話)にこういう台詞があるんですね。
>「『敵基地攻撃能力』でも『反撃能力』でも皆さんが反対するのは自由ですが、」と。
そこで以下は有力紙、朝日新聞の記事です。
https://www.asahi.com/articles/ASQ4P6JG0Q4PUTFK01Q.html?iref=comtop_list_01
>「敵基地攻撃能力」→「反撃能力」に 自民提言案、攻撃対象に新項目
>松山尚幹2022年4月21日 22時17分
>自民党安全保障調査会(会長=小野寺五典元防衛相)は21日、敵のミサイル拠点をたたく「敵基地攻撃能力」について、名称を「反撃能力」と変えた上で保有するよう政府に求める提言案をまとめた。
ハッキリ言って先に言っちゃいました。これはちょっと自慢してもいいんじゃないかと。
しかし気になることもあります。やはり有力紙、朝日新聞の記事です。
https://www.asahi.com/articles/ASQ4P7CYPQ4PUTFK021.html?iref=comtop_7_01
>見た目ソフト、対象拡大 自民党の「反撃能力」提言で揺らぐ専守防衛
>編集委員・藤田直央2022年4月22日 7時00分
>自民党の安全保障調査会は21日、「敵基地攻撃能力」の保有を検討する岸田内閣に対する提言をまとめた。
>「敵基地攻撃」という表現を避けており、見た目はソフトだが、対象や手段を従来の政府方針から広げた。
>憲法に基づく専守防衛を保つとしているが、整合性について詳しい説明はなく、そのまま岸田内閣の宿題となりそうだ。
そこで本作最終話(第7話)に出てくる台詞をもう一度。
>「『敵基地攻撃能力』でも『反撃能力』でも皆さんが反対するのは自由ですが、くれぐれも憲法9条を根拠にしないようにして頂きたい!」
〝専守防衛が絡んだ宿題〟云々は全ての9条護憲論者の宿題です。首相ひとりに宿題を押しつけないよう。この憲法は一方的に殺されるだけの憲法なのかどうか。
そういう意味で『憲法9条 田原総一朗 VS 天狗騨記者』はけっこうな名作なんじゃないかと(最終候補作品にも選ばれましたし)、そう思います。
齋藤 龍彦
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2件のコメント
hekisei
2022年5月22日 13:37
名作だと思います。私は田原総一郎の台詞が笑えました。
齋藤 龍彦
2022年5月22日 19:47
hekiseiさま
ありがとうございます。そして本作に星3つ、これもまたありがとうございます。この場を借りお礼申し上げます。
企画モノはたいてい書きにくいものばかりですが、たまにはドンピシャリな企画というものはあるものです。さて憲法9条の明日はどっちだ?
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