倅の要請を受けて購入。
読了した。
「三体」は出版の当初から話題になっていた。
早速読もうと思ってはいたが、ハードカバーなので値が張った。
文庫になってからでもいーやと思っているうちに時が過ぎた。
故にこの度倅から受けた要請は、薄れかかっていた「三体」欲を持ち直す良い機会となった。
冒頭の文革シーンは戦慄を禁じ得なかった。
日本人が原爆の被害を語るのと同様、理不尽な国民的体験が血で書かれた文字で活写されていた。
異星人の有り様が余りにホモサピ的なのは、物語に込められた寓意故と解釈した。
習近平は読んでいないだろう。
読んでいれば発禁になったのでは?と感じた。
要はそう言う事だ。
週末はジュンクに行って続巻を購入の予定。
当分風変わりなSFマインドを堪能できそうである。