お陰様で「ぼくとわたしの野菜生活」の方にも星など付きまして。フォロワーさんまでついてまずは一安心しております。ありがとうございます。ホント、どうしようかと思ってました。
さて、タグを見ればすっかりネタバレしてるわけですし、さっくりとその辺から書いていきますか。
最初に監修さんから言われたのが、「王子と乞食形式」「男女入れ替わり」というネタでした。
いやいやいや、世の中がすっかり「君の○は。」で盛り上がっているまっ最中に「男女入れ替わり」ネタをやるとか。
恐れ知らずも良いところだと思うんですけどね。
「あっちは中身だけじゃん」
そうですけど。
それでもかなり緊張しました。迂闊なものは書けないなぁ、と。
次に出てきたのが「ご飯を美味しそうに食べる女の子に一目惚れ」というものでした。
これまた最近流行の、グルメ系の流れですかね。
そのくらいならなんとかまとめられるかなぁ、と思ってたところに。
「女の子はホテルで働いている。ベッドメイキングとかしてる」
はぁ。
「で、男の子と入れ替わる。女装した男の子がベッドメイキングする!」
ニッチ過ぎるよ!
どういう要求だよ!
この時点で引っくり返りました。
はい、TRUSTRICKって要は少年○イドですよ。これはまたすごいのが来ちゃったなって、頭を抱えているところに最後の一撃。
「これを現代劇で」
・・・無理ですゴメンナサイ。
実際にはもうちょっと細かい指示が出ていて、それらの要素を全部入れて現代劇にまとめあげるのはかなり厳しかったのです。
何とでも言ってください。久しぶりに限界を感じた・・・
今まではプロットとかキャラクターリストとかを事前に監修さんにチェックしていただいていたのですが。
「ぼくとわたしの野菜生活」に関しては、いきなり完成稿から見てもらっています。
監修さんも読者とほとんど同じ立場として見てもらっている訳ですね。
ネタの提供はもらっているけど、それをどう料理するかはNES次第。
もらったものをそのまま出すのはつまらないので、こちょこちょと、時にはダイナミックにアレンジして今の形になっております。
「なんか違和感がさぁ」
あああ、もう何処ですか!
っていうかそれ言い出したらこの話ある意味違和感しかねぇだろ!
・・・こんなことを繰り返しながら、えっちらおっちら製作してですね。
「うーん、面白いと思うんだけどなぁ」
監修さん的にはそういうことらしいです。
皆様はいかがでしょうか?
いよいよ物語は折り返して後半戦。
監修さんからのネタ指示も情け容赦なく頭のおかしいものになっていきます。
大丈夫、面白いよ・・・面白くしてやるよ・・・
頭の中ぐるぐるしながら、もうひと踏ん張りしてやる所存です。
ではもうしばらく、フランシスとハンナの物語にお付き合いくださいませ。
TRUSTRICKと言いつつ、「Near to You」を聞きながら。