三連休の真ん中ですね。
どーも、ソースケです。
『玄冬記』の最新話を更新しました。
読み返して、「この話要る?」と思ってしまったのは内緒です。
剛皇帝が欲張りって話ですね、まぁニニオを高く評価している。
共和国の丞相もニニオを高く評価していますが、それを元にどう行動するかが違うという話です。
剛皇帝は欲しがり、丞相は危険視する。
まぁ、ここが皇帝と大臣の違いではあるかなと。
結局、ニニオは他国の人間であり、欲すれば手に入れられる可能性が皇帝にはあります。
たいして、丞相が重要視するのは共和国の政治の安定。
少なくとも他国とは敵国になり得る国でしかなく、そこに優秀な人材がいるのは喜ばれない。
だからといって全権大使をすぐに殺す訳にもいかず、監視を付けるだけにしています。
自国内で何かされるより、丞相としてはさっさと帰ってもらいたい訳ですね。
官職なんて皆「事なかれ主義」でしょう。
というか、管理職は皆そうでしょう。
さて、共和国に支援を取り付けたニニオ、お手柄です。
魔王軍に現在進行系でしてやられている王国、はっきり言って市場価値というか、投資対象としては最悪でしょう。
俺だったら支援なんてしない。
簡単に言うと、私は丞相と同じ考えです。
王国に支援を出すより、王国が魔王軍に突破された時のために軍備を整える方へ金を使います。
差し迫った危機に対して他国に出す金などない、それが私の考えであり、丞相の考え。
それを度外視して支援しちゃう皇帝に頭を抱える丞相、スゲー分かるよ……。
まぁ、共和国の丞相の出番なんてこれ以上ないでしょうが、皇帝の思い付きに振り回される姿が目に浮かびます。
割りとこういうチョイ役に感情移入しちゃうのは私だけではない筈。
話を本編に戻しましょう。
反乱軍を抱えながら南部戦線の維持を強いられている王国。
共和国の支援を受けることで、少しは状況が好転するとは思いますが、マイナスがギリギリでゼロに戻るかどうかという所でしょう。
また別の不安要素もあります、ヤバいのには代わりありません。
ニニオやカルカノ、ウィンチェスターには踏ん張ってもらわないと。
それに、この先まだまだネームドキャラが増える予定です。
全てを覚える必要はないですが、頑張って付いてきてください。
では、また次回。