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『玄冬記』最新話更新。20231030

どーも、ソースケです。
週末はイベントに駆り出され、ノートを書けませんでした。

『玄冬記』の最新話を更新しました。
個人的に、この節で一番好きなところです。
ニニオがとにかくカッコいい。
こんな女王なら私も仕えたい。
病弱というか、病持ちというのが枷ですね。
その設定がなかったら早々に女王政権を立てて王国は立て直していたはず。
父であるモンドラゴンが「男に生まれていれば」と嘆いていたのは納得。
とは言っても、シグ家は王家ではないので男だったら逆に玉座から遠のいたと思われますが。
むしろ大将軍の地位にはニニオが就いて、アブトマットはお払い箱になっていたかも。
その方が王国は平和だったでしょうね……。

タラレバ話は此処までにして。
共和国との連携を謀る話。
まぁ、形式上は同盟国なので援助を要請するのは当たり前なんですが、王国としても共和国に借りを作るのは本当は避けたいところ。
実際、王国も共和国も表面上は同盟国ですが、互いに仮想敵国として国政を動かしています。
魔王軍の侵攻がなければ、確実にこの二国間で戦争が起きていますからね。
強大な国力を有する絶対君主制国家と立憲君主制国家。
緩衝地を挟んでいるとは言え、戦争が起きないとは考えられません。

話は変わるのですが、この章辺りからメインで動く人物たちはマジで私の好みです。
聡明で度胸のある女性、国のために怒りながら冷静に戦う武人、自らの未熟さを痛感しながら成長する若手。
少年漫画の読み過ぎだと言われそうですが、やっぱそういうのっていいと思いませんか?
だからこそ、未だに少年漫画にはそういうメソッドが残ってる訳で。
クソ野郎がクソな事をやり散らかすのを書くのも割りと好きなんですが、やっぱこういうのも好き。

ふと思ったんですが、ニニオって言ってしまえば負けヒロインからの逆転って感じなのか。
ガーランドが最も愛したのは蔡嘴の娘である蔡琰だった訳で、ニニオは結局第二王妃だった訳で。
それが蔡琰が共和国内での政権争いに巻き込まれたことで亡くなった後も、第一王妃にはなれず。
最終的にはトチ狂った兄貴の尻拭い。
ニニオが不憫で仕方ない……。
きっと、亡くなった後も聖女として王国史の残るでしょう。
いや、私が残すんですけどねwww

長くなってしまった。
三章の一節も折返しです。
この一節は主に政治パートだと思ってください。
つまり二節から本格的な戦闘パート。
ぶっちゃけ、書くのにメッチャ時間かかってます。
物凄く重要な戦闘があるのでサクサク進む訳にもいかないんです。
とにかく頑張ります。
では、また次回。

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