また雨です。
激しくはないので安心しています。
どーも、ソースケです。
『Modulazione』第4章、8話を更新しました。
ついに、オッサンバンドのライブの始まりです。
最初の曲は『白日/King Gnu』です。
正直、King Gnuがこんなに売れるとは思っていませんでした。
ジャズをベースにJ-Popに昇華したような曲調。
昔から日本ではジャズは売れないと言われています。
コアなファンはいますが、爆発的なヒットにはならないのが通例なのです。
まぁ、King Gnuの曲に関しても純粋なジャズではなく、J-Popなので売れたんですが。
J-Popに関して、J-Popは元は歌謡曲がベースであり、その歌謡曲のベースは演歌であり、演歌のベースは民謡です。
なので、民謡が上手い人はJ-Popが上手い。
演歌歌手の徳永ゆうきさんが、ある番組で米津玄師さんの『Lemon』を歌った動画がありますが、やはり上手いです。
サビの部分で鳥肌が立ちました。
原曲はどこか儚く物悲しい雰囲気なのに対して、徳永さんのカバーは何故が爽やかで明るい。
この違い、どちらも好きです。
話が逸れた。
J-Popは基本的に『サビ』があります。
というか、ヒットする曲には『サビ』が存在します。
明確なサビの存在は、曲の盛り上がりを明示してくれ、どこでボルテージをMAXにするのかが誰にでも分かりやすいです。
逆に、ジャズなどにはサビが存在しません。
つまり、売れるには必ずサビを作らないといけないという事。
『スウィングガールズ』という映画の影響で、一時期スウィングジャズが流行りました。
ジャズの中でもスウィングというジャンルは比較的のりやすく、日本人にも馴染みやすかったからだと思います。
また、劇中でクライマックスに盛ってきた曲『Sing Sing Sing』はサビと言えるものが存在します。
流行る因子は持っていた訳です。
要は、因子を持っていても知名度がなければ流行らないという事。
どんなにいい曲を作っても、必ず売れるという訳でもないのです。
何の話だったっけ?
とにかく、King Gnuは曲の作り方が非常に上手いです。
あぁ、これはライブ向きに作った曲だなーとかとか、聞いてて作った人の考えが分かります。
しっかりと狙い通りに作れるというのは、類稀な才能です。
聞いた事ない方は、1度聞いてみてください。
また長くなってしまった、申し訳ない。
『Modulazione』の第4章も残り2話です。
結構悩みながら書いた章なので、勢いには欠けますが、好きな仕上がりになってきています。
箸休め程度に読んでもらえると嬉しいです。
では、また次回。