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最新話更新について。7/11

大雨で大変です。
レベル4が連日発令されるので、仕事がまともにできません。
早く梅雨明けして欲しいものです……。

どーも、ソースケです。
『おまかね』の第6話を更新しました。
ガル達の長い寄り道も大詰めです。
ここでは瞬殺された百人長・バズグルについてです。
バズグルの名前はJ・R・R・トールキンの『指輪物語』に出てくる怪物『バルログ』を文字っています。
ガルとの会話が成立しているので、エルフ語が話せるのでしょう。
この『おまかね』に関しては、『指輪物語』の世界観を真似ている部分が多いです。

まず、言語。
ガルやグロー、ピュートが喋っているのは『エルフ語』。
オークの主言語は『オーク語』、ゴブリンは『ゴブリン語』です。
エルフやヒュームなど、王国側の種族は共通語として『エルフ語』が喋れます。
これは、王国を中心とした魔王討伐軍を編成した際、意思疎通が円滑に出来るよう、軍に参加する全種族は『エルフ語』を使うように統一されたのが切っ掛けです。
逆に、魔王側に共通語は存在しません。
オーク、ゴブリン、オーガなどはそれぞれが独自の言語を使用します。
それらの言語を総括して『暗黒言語』と呼びます。
まぁ、この話は後々本編でも出しますので、ここで覚える必要はないです。
なぜ共通語がエルフ語になったのかとかも後から出ます、多分。

で、バズグルの話に戻りますが、エルフ語が喋れるので、そこまで馬鹿ではないです。
魔王軍の中でエルフ語が使えると言うのは、人材としてかなり優秀です。
とは言っても、前線ではなく、諜報などの任務に回されます。
王国側の資料の読み取りや、命令書の改ざんなどが出来るからですね。
バズグルは実際に現場に出ているので、アメリカCIAのパラミリ(パラミリタリー・オペレーション・オフィサーの略)に近いかもしれませんが、そこまで優秀ではないでしょう。
魔王も殺され、既に落ち目の魔王軍です、優秀な人材程、既に失われていると思います。

長くなってしまった……。
ガルにやられるためだけに出てきたようなキャラのバズグルですが、個人的には魔王軍の現状を身をもって映し出してくれているので嫌いじゃないです。
ゴブリン殲滅もひと段落、やっとトロル討伐に行けそうです。
今後もお付き合いのほど、よろしくお願いします。
では、また次回。

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