当該作品「とんこつTRINITY SEAFOOD!!! -轟け、セイレーンの凱歌!-」第20話
https://kakuyomu.jp/works/16817330668870675384/episodes/16818023212556488035……以下はネタバレを含みます。
いよいよ海軍特務部隊・セイレーンの本格参戦です。
X(Twitter)でもつぶやきましたが、「戦姫團に比肩する存在」としてセイレーンの面々を活躍させるのには、かなり腐心しました。
ただでさえ戦姫團は1作目から強力な面子揃いなのに、2作目で令和日本からチートスキル持ち帰ってますからね。
ナホなんて1作目で蟲に食われて死ぬはずだったのに、いまやガンキャノン一歩手前。
まだ最強キャラの一角、フィルルも温存されているという……。
そうして考え至ったのが、セイレーンの空戦能力。
戦姫團にもさすがに、飛行能力があるキャラはいません。
なお、六日見狐は尻尾が一本になったので、ジャイロによる飛行能力を失っています。
その六日見狐はいま、リムに変身して代理で海軍クーデター一派に拘束されていますが……。
六日見狐も愛里もいないとなると、「サブカルツッコミ役」が不在なんですよ。
この二人、「この状況を現代日本に例えると」を説明してくれる重要なキャラでして、六日見狐がラネットたちの世界へ移ったのも、愛里の穴を埋める役回りだったりします。
いま、シリーズ初の「人間VS人間の戦争」というシリアスな展開で、意図的にこの二人には席を外してもらっているのですが、もし現在の展開に愛里がいたら、「この展開進撃のパクリなんじゃない?」とか言い出しそうですね。
でも前作「とんリバ」にて、島原の乱、太平洋戦争、原子爆弾をテーマにしておりますので、シリーズ最終作は人と人との殺し合い……という戦争の悲惨さに向き合うんだと、執筆しています。
……さて、裏の主人公こと愛里の再登板が気になっている読者様もいらっしゃるとは思いますが、これまでの話にちょこちょこそのヒントを織り交ぜております。
アリスとラブラブとんこつラーメン屋ライフを送っている彼女ですが……果たして?