• SF

えっと、あとがきです。17

 連載中、としときながら、あまり長い間ほっとくのもどうかと思って、落穂拾いをしてみました。

「22世紀の警察官」 中二の時の作。ショートショートとしては、初めての作品。
 三億円事件の犯人が捕まってしまったら、成り立たなかった作品なので、時効になってくれて助かった。題は、フレデリック・ポールの「22世紀の酔っぱらい」からお借りしました。

「桃太郎」 高二で文芸部の部誌に載せた。よくみると、文章に変なところがありますが、まあ、好きな作品の部類に入ります。
 友人のN氏が、学校で読書感想文を書いたそうです。
 もとは、題名のあとに、尾崎紅葉に…… てな文を入れてたんですが、恥ずかしいので、削りました。

「日本……」 昔、大ブームになった「日本沈没」のパロディとして、五編いっぺんに書いたものですが、「日本泥棒」は既出。残りのうちの三編です。もう一編は、駄作なので割愛。

「日本浮上」の中に出てくるダイドコロ博士やオノレラ君というのは、小松左京先生の「日本沈没」に出てくるメインキャラ、田所博士と小野寺氏のもじりなのですが、もう、ほとんどの人には通じないでしょうねぇ。
 好きな作品なのですが、日本が浮上するあたりの描写が、図解の絵を描いてどう浮上していくのかを説明していたのですが、カクヨムでは図解ができないので、公開をあきらめていたのです。今回は、オノレラ氏がボードに描く、という表現に改めてみました。

「日本出現」のアイデアは、改めてみると、このカクヨムに載せている、「ラプソディー・イン・メタル」の「ボレロ」と似てますね。このころからこんなこと考えていたんだなー

「日本沈没」いやー、小咄ですね、こりゃ。でも、わりと好きなんです。

コメント

コメントの投稿にはユーザー登録(無料)が必要です。もしくは、ログイン
投稿する