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浪速の紅探偵(ホームズ)*難波湊『招かれざる猫』あらすじ

正明元年の祝日に千日前会館で行われた大阪出身の落語家*千秋楽師匠の凱旋公演(午後の部)で発生した大国組長射殺事件。3F男子便所の個室で発見された遺体の左手に握られていたのは、被害者の血痕が付着した今宮戎神社の"福小判"だった。ミス福娘にも選ばれたことのある三代目大阪市警視総監の孫娘*難波湊(ナンバ ミナト)は愛犬のモリアーティと共に読んでいた浪速新聞の夕刊記事で、あることに気づく。その折、学校の同級生である同校オカルト研究会の都島市子(ミヤコジマ イチコ)から某女子便所の鏡前にて、フィルムカメラで自撮りをしていたら不気味な写真が撮れたと、浪花女学院高等部*天下茶屋探偵倶楽部にタレコミが入った。その撮影現場は思いもよらぬ場所だった。

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