• 異世界ファンタジー

新作について

ようやっとまともなアナウンスができそうなので、恥ずかしげもなく告知をさせていただきますよ!

新作は9/8の日曜日、夜から投稿を開始致します!

時は来た! それだけ――ではないんですが。

見直しやらはなんとか終えて、公開ができそうです! わーい!
誤字脱字やら物語上の矛盾点や雑な伏線などはなんとか抑えこんで形にできたと思います。

それでも抑えこめていないぞ、という目に余る点などありましたら、それはこの私式見汀花の脳みそのスペックが低いために発生した不具合であり、仕様となりますのでどうかご容赦のほどをお願い致します。笑って見逃してやってください。

いやー、笑いごとじゃないんですな。こんな短期間で一気に原稿用紙1100枚弱なんて書いたことなかったので、絶対どこかに自分でも気づいていない爆弾が埋まっていそう……。根本的かつ致命的なポカっていうのをやりがちなので、それが恐いです 笑。

でも、分量としてはそれだけ多くなりました! 字数は三十六万字くらいになります。公約を破ったかいがあったというか(おい)、筆も乗った結果なのでそこまで後悔はしておりません。むしろよくもまあ一月でこんなに書いたな、と褒めてやりたいです。

え? だらだら書かれてて、冗長なだけだって?
先に言っておく! すまん! それが私の作風なんだ!

ですが、見直しのために読んでいても、なんだこれ、結構面白いな! と、自分で言えるくらいには自分好みの話を書けました。自己満足なだけで終わらず、みなさんにも刺さってくれると嬉しいんですが……。

というわけで、どんなお話なのかをちらっと紹介……というか、触れさせていただきます。

今回書いたのは、迷宮を探索する『探索者』という連中に焦点を当てたお話です。
宣言した通り、Wizardryというゲームの思い出と小説を思い描きつつ。パクりにはならないように、適度なオマージュ、リスペクト程度に留められるよう頑張ったつもりです。知っていればニヤリ、程度に留めたつもりなので、Wizなんて知らねーよ! という方も読めると思います。外部の知識はいらないか、なんとなくで読んじゃってOK、というノリで書いてあると思います。
むしろWiz要素を期待しすぎると、肩すかしになってしまうとさえ思います。いや、ホントにこれ、誰得の小説なんだ……?

そうだ、もうひとつ注意事項があります。

ええとですね、そんなふうに詐欺作品になってしまったのかもしれないという懸念が、もうひとつありまして……。

昨今のWEB小説って迷宮ものとかが流行りだよね、という、かなりの打算をもって舞台に迷宮を選んでおきながら、迷宮内で戦ったり探索をする描写は全体の一割か、それ以下になってしまいました!

じゃあお前は一体なにを書いたんだよと言われそうなんですが、間違いなく迷宮ものを書いたつもりなんです。ひとえに、私の脳みその仕業でございます。申し訳ありません。

これは、ひとつの世界に生きる探索者の連中のドラマに焦点を当てた物語です。このドラマが多くなりすぎて。しかも今回のこの話は『序章』(いわゆるチュートリアル)扱いということもあり、あんまり迷宮に入らないってことになっちゃいました……。

いかん、みんなに読む気を持ってもらって、楽しみにしていてほしいのにネガティブな情報ばかり出てくるぞ……。

と、朗報もありました! なんと、プロット段階ではたったの三人しかいなかった女性キャラが、もうちょっと増えました!
あとは恋愛要素もあります!(多分)
あとは……あとは……ええと、そうだ! 主人公は無限の魔力を持っているという、昨今でも良くある感じのヤツです!
いや、でも悲劇的なデメリットがあり、主人公固有の特徴どまりでチート! 強え! っていうのはあんまりできないんで……いかん、これもネガティブな情報だった。でも、自分としては唯一無二のキャラとして書いたので、許してほしい……。

あ、あと言っておきたいことは、『涙の世界』よりもハードな世界観になっております。
(自分なりの)ゴリゴリのファンタジーを書きました。
ライトノベル的に、というところには気をつけましたが、今回は派手に流血したり臓物がこぼれたりします。
血とか汗とか埃とか……そういう臭いの漂うものを書いたつもりです。ゲームの世界を、ゲーム要素を極力排除して、リアルなファンタジー小説に落とし込む、ということがしたかったんです。
ただ、リアルに偏りすぎないように、ライトな感覚も注意して残したつもりです。ねちっこく残酷な描写をしたりもしません。
なんだろう、『涙の世界』がCERO BかCくらいなら、今回の新作はDくらいのイメージかな? Zまではさすがにいってないです(たぶん)。

ともかく、過酷な迷宮に挑む『探索者』の生き様を見てもらいたい。そういう小説です。定型的なWEB小説とは言えませんが、こういうのがあってもいいよね、ということで、ここはひとつお目こぼしのほどをよろしくお願い致します。

……ひとまず言えるのは、そんなところかな?

作品のアップを始めたら、さらにぽつぽつと語りたいことを語ろうとも思ってます。自分語り大好きですいません 笑。

そういうわけで、ここまでの近況ノートのようにかなり冗長な新作なんですが、読んでいただけたら嬉しいです。

さて、私は土曜日をフルに使って、タイトルとキャッチコピーとあらすじを考えるぞー!(まだ考えついていなかったんかーい!)

以上、現場からお伝えしました!

2件のコメント

  • 式見 汀花様、こんにちは。

    素敵なコメントありがとうございました。
    これからも楽しんでいただければ幸いです。


    一月で三十六万字って凄いですね。その書くスピードは式見 汀花様の強みですね。私は、だいぶゆっくりなので羨ましいです。
    Wizardryシリーズはプレイをした事がありませんが、知識として知ってはいますね。元祖RPGの一つですよね。

    投稿されたらお邪魔したいと思います。
    頑張ってください。
  • 磧沙木 希信 さん コメントありがとうございます!

    褒められると嬉しいです 笑。書くスピード、読むスピード共に速いほうなんですが、内容が伴わないとなぁ、というのが大いなる悩みでもあります。文章が荒れていたり、似たような表現を使い回していたりとか……。
    そもそも、一気に書き上げてしまわないと書けないタイプでもあるので 笑。長い時間じっくりと取り組んで少しずつ……というスタイルで丁寧に書ける人が、私にはすごく羨ましいのです!

    ともかく、個人個人のスタイルを確立する、ということが肝要だと思うので。お互い、適したスタイルで執筆を続けられるように頑張っていきましょうね!

    私もWizardryのマニアだ! というほど詳しくはないんですが……(というか今の時代、ゲームに詳しい人ばかりになって、自分が詳しいなんて口が裂けても言えない空気です 笑)
    迷宮ものを書こうと思うに当たって、まず真っ先にモチーフに浮かんだのがコレだったんです。

    私もようやく書くほうが落ち着いたので、磧沙木さんの作品にもお邪魔させていただきますね!
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