どうも皆さん、作者の甘味しゃどです。
現在日毎16時配信の第五章前編ですが、第一〇節と予告したとおり、本日で前編は終わりました。
ですが、読んでくれている方々よ……絶望しないでくれ給え……。
――第一次、電撃執筆作戦開始!!!!
と言う訳で、明日16時より後編が始まります!止まらなかったぜ!!
電撃執筆作戦ですが、要は16時までに書いて上げます!一日一節です!!
死ぬ程書くよ~ヤバい程書くよ~♪
できるかは解りませんが、此処で一度己の技量を最大まで高めて書きたいと思い、此処に宣誓させていただきます。
と言っても期間は第五章後編のみで、次回以降は精密作戦に戻ろうかと。
毎回できる訳じゃ無いしね!
と言う訳で今日も雑談行きましょう。
【雑学講座】
さて、初手五月蠅い奴です。
でも知っても損はないと思うなぁ~。
けものフレンズにおいての恋愛事情って、結構賛否多論なんですよね。
百合やオリジナル掛け算、逆に恋愛は無いべきだ! と、まあ意見など探せば億万在ります。一つの方向性に留めようとしても彼等の多種多様な意見には思い掛けない内容も含んでたりしますしね。
私は実は恋愛性についての執筆が割かし苦手で、この小説でも余り書かないんですよね(書きたいのは同じなんだけど、キャラがね……)。
さて、まあ僕としては状況に応じて評価を変えるタイプですが、少なからずフレンズに恋愛性が無いとは言えません。
というのも、此方は少々遺伝子学に引っかかる議題になりますね。
ということで、今日は遺伝子に基づいたお話しを、人類生物全般の意を込めお話ししましょう。
そも、これは人間や動物に関わりますが、人類史でもお馴染みの進化論を辿ると、結構クッキリとしたお話しはありません。
まず、我々も元々は動物の類で有り、今でも変わりません。ただ、昔の人類は現在の猿と変わらないんですよね。
言ってしまえば嘗ての人――名称をホモ属(ホモはラテン語で人の意……ホモジャナイヨォ)――だったのですが、現代の人程の知能はありませんでした。ホモ属にも種類はありまして、「ホモ・サピエンス」「ホモ・ネアンデルタール」「ホモ・ネアンデルターレンシス」「ホモ・エレクトス」「ホモ・ルドルフェンシス」と言う兄弟が居ました。彼等はそれぞれ特徴があり、我々に深く結びつくのは「ホモ・サピエンス」です。
これらの兄弟は各々に特徴があり、我々で言うサピエンス人は知能が発達しており、ネアンデルタール人は力が強かったと言われます。
強いなら凄いの? と思うかも知れませんが、言っても人並みの範囲の話で、筋力の発達が兄弟の中でも抜けていたと言うに過ぎません。対しサピエンス人は知能が発達しており、火をおこす、意志を伝える(話をする)、更には産業革命である農業に手を出していました。
例を挙げれば、ライオンが川上に居たとして、ネアンデルタール人はライオンが居たとしか伝えられません。ですが、サピエンス人はライオンが川上の近くに居たと伝えられ、狩りの時に迂回するか、火をおこして追い払おうと考えるに至れたのです。それは、橙に受け継がれ、我々は日常生活で当たり前のようにそれらを使っています。
更に言うと、我々が当たり前のようにそれら使えるようになった理由として、遺伝子がそれを記憶しており、我らが子供であってもその行為に何ら疑問を持たずに使い慣れてしまうのです。
これは、実は恋愛にも絡められます。
現在は一夫一妻制で、それを破れば不倫となりますでしょう。ですが、過去にそのような制約はありませんでした。法がないとは言え、それは生存本能の行動でもあったのです。
それは、多夫多妻制でした。
嘗ての人類は、野蛮とは言いがたいのですがいつ何時でも祖先を残すように交配をし続けてきました。それは一人の男女では無く、複数の人類で乱雑に行っておりました。そうなれば、お腹には誰とも知らない子供が居ましたし、お腹に子供が居ても構わず交配し続けておりました。
結果、核家族の形で増殖し、進化を重ねていくのです。
ですが、この中で我々はある一つの問題に悩まされます。
昨今でも関わりのある話ですが、それは母親の育て方です。
言ってしまえば産む女性が良い母親であれば、男達は子孫を残せる確率が上がるとわかり、その女性と交配するのです。先程言った通り、子孫を残す為なので、腹の中が誰の子かも解りません。ですが、そうした結果、より良く遺伝子が結びつき、人類はどんどん成長していったのです。
これは、動物にも言える事です。
ただ、まず前提として動物はサピエンス程人類増殖に飢えていた訳ではありません。彼等は彼等なりの考えがあり、サピエンスのように知能に優れた訳ではありませんでした。
ただ、進化の度に環境に適応していったのは事実です。
遺伝子とは、謂わば原初に何を思うかによって決まるので、正直な話、サピエンスのような知能を持ったのが我々では無い動物であったなら、フレンズ化のような状態が現実であっても可笑しくなかった訳です。
動物に関しましてはこれまた有名な話ですが、犬と猫は元々同じ一種の祖先が元だったと知っていますでしょうか?
それは約六五〇〇万年~四〇〇〇万年前に生息していた「ミアキス」という食肉目……ネコ目の祖先でした。
ですが彼等は種族の中で、住む環境が両分致します。
片方は森へ、片方は平原へと住処を移り変えたのです。
結果、彼等はその環境に適応する為の進化を繰り返してきました。
森へ行ったミアキスは猫へ……平原へ移り住んだミアキスは犬へ……彼等は独自の進化を遂げて、今の形があるのです。
つまり、動物の進化の過程には、それらの遺伝子が適応した場所で進化するのであって、可能世界論――つまりパラレル的には――我々が買われていたり、共存したり、絶滅させられていた可能性もあるのです。
(無論、正直サピエンスは特有であったので、可能性は低いですが……)
で、此処で先程行った恋愛性です。
結論から言いましょう。
可能です。
それも、無茶苦茶皆様好みの恋愛かも知れません。
と言いますのも、言ってしまえば我々の遺伝子も、その先の遺伝子も、此れが感性では無いのです。日々進化を続ける我々の遺伝子は、何でも覚えます。つまりこれは動物にも同じく言えまして、一世紀や一〇世紀後には我々とは違う世界が在るかも知れません。
フレンズにも同じ事が言えるのかと言えば、実はそれが直ぐにでも可能な特異的な存在でもあります。
フレンズは元々は動物でしたが、人間の言葉と身体を借りて生活できております。そして言葉が通ずるのは、嘗てのサピエンスが同様にしてきた事、更に言えば、フレンズは感情への理解度がかなり上がっております。それは人の悪意や好意に対して敏感になっているのは同じくして、謂わば会話上でのツールの全体が通じるようになっているのです。
つまりどういう事だと?
彼女達は相手の感情や想いを言葉にして聞き取れ、理解できるようになりました。
ですが、人と同じような恋愛的な感情は基本的に外野の存在です。
つまり、フレンズともし恋愛沙汰を演じたいのであれば、究極的な形で相手に初恋を想わせる事ができるのです!!
良くマンガ界隈でありますでしょう、恋愛に関して疎すぎて自分の感情に気がつかない。
それの体現ですよ!素敵です!羨ましい!!!
と言う訳で、まとめです。
フレンズとの恋愛は可能で有り、尚且つ相手は無防備状態である。
その無防備、つまり恋愛沙汰を知らない少女に恋愛を教える事は、相手の初恋を生み出せる可能性がある!
いやぁ、素晴らしいですね!!!素敵ですね!!!!!!
……ただ、哀しい事が一つ。
この理論、百合が確立されないんです。
つまり、フレンズ同士の恋愛は、どうしてもどちらかが恋愛について熟知しているor第三者が知っており助言をする、が無いと再現できないんです。
これってつまり、恋愛の可能性があるのは……
オリジナル×フレンズ>フレンズ百合
成るんですよね……哀しいね。
でも、とあるヒトのフレンズも我々だの知る所……寧ろ万人知りうる者がいますので、ある種底は安心かも知れませんね!
以上、雑学講座でした~
【第五章詳細】
さて、明日から始まる第五章。間に合うかな?
大丈夫大丈夫、君はできるフレンズだから!(戒め)
まあそれはともかく、少々一筆を。
第五章後半は起承転結同じくかなり展開が凄いです。
自画自賛?
ま、まぁ……あの……凄いから!!
序で第六章なんですが、少々此方の章は少なくなる可能性がございます。
重要な情報が出る可能性はございますが、正直な話その情報を出すにも六章はかなり情報が少なくなる可能性がございます。
ですので、可能であればこのフレンズを出して欲しいなどのお話しがあれば出そうかな~なんてね。
うん、普通に書きます。
コア向けな小説だし、日常なんて期待しないでね。
【最後に】
では今回も此所までにさせて頂きましょう。
最近返信コメントを見て、多くの方のコメントを見返し、頬を緩ませてる日々でございます。人に感謝や応援、声援を送られる喜びを知ってしまった私ですが、最後まで完走できるよう応援して頂けると幸いでございます。
私始めての試み、日毎執筆投稿ですが、プロットは決まっているので書けなくは無いです。
なので、その中で如何に魅せるかが鍵となるのでしょう、その点も踏まえ、嘗ての自分を思い出し、執筆家甘味しゃどの本領を出したいなとは想います。
では皆様、今回も此処までとさせて頂き、
次回もこの小説を見て頂ける事を切に願い、
この一文をもって最後とさせて頂きます。
――遺伝子って言い訳に便利だよね。