読む人に感動を与えられるものを書きたい。
書きたいのだけど、そんな技量もなければ、妙メモリーなんぞ対極に位置しておる。
そう、妙メモリーで感動したなんて聞いたことがないのだ。
当たり前だ。
作者自身、感動させようと思って書いていないのだから。
でも超大作を味わった後には、「私も人の心を動かす作品が作れたらなぁ。」という想いにふける。
最近で言えば、やはり進撃の巨人だ。
時間の許す限りNetflixを開き視聴し、すべて見終えた後には虚無感が襲ってきた。
YouTubeで考察動画やMADを漁り、最早YouTube側からは「進撃の巨人しか見てない人」認定され、オススメにも進撃の巨人関連以外出なくなった。
簡単な言葉で言うなら、心が震えたのだ。
比べるわけではないのだけど、妙メモリーを見てみよう。
読者の心は動いていない。
いや、その文章に動揺すらしているのではないだろうか。
何かまずい物を目撃してしまったかのように目は泳ぎ、背中にじっとりと汗をかき、こんなものを開いている事がばれたら頭のおかしい人と思われるに違いない、とスマホもしくはPCをパタリと閉じるだろう。
そして黒目だけで周囲に誰もいない事を確認し、安堵のため息をつくのだ。
でも、いつか超大作と呼ばれる作品を生み出せたらなと思わずにいられない。
ぽいぽいぴー。