脳幹 まこと

「憧れ」と「焦がれ」――二つの言葉に隠された、子供の心と、尾の短い鳥の切なる願い。 理想を追い求める「憧れ」と、満たされぬ思いを募らせる「焦がれ」。 その語源を紐解けば、自己の欠…

とある場所で3月3日に行われる祭り。その一部始終。

七瀬達夫はある日から、人の顔が虫にしか見えなくなった。

涼しげな色合いのスーツに身を包んだ美青年が特に意味もなくジャンプしていて、 その左上に「リスクを取れ。」みたいな白いゴシック体が置かれている画像を見たことはないだろうか？ 持っ…

仕事のパフォーマンスを高めるためには、食事にも気を遣う必要がある。 値段、食べ応え、食事速度、扱いやすさ。 それらを総合的に見て導き出された答えとは――

AIを仕事で使ってみて、その可能性を知った。 創作においても同様に使うべきか。確実に効率は上がるだろうが、不思議と指が止まっている。 なぜかというと、おそらくスマホのようなもので…

創作という行為の是非について自分なりに考えたこと。 考察を踏まえて、魅力を伝えたいということ。 その様子は、まるで鬼が人間を誘っているようであった。

帰省で生涯独身を貫く予定だと言ったら揉めた。 ※フィクションだが黒い内心が多々漏れるので、閲覧注意。

声に従ってみることにした。

何かを発信するということは大切なことだ。 自分が世界の中でどこにいるのか、立ち位置を測るために必要だから。 わたしは発信する。ついこの間までずっと抱いてきた不審、その解消を。

NDE株式会社は今までに類を見ない商品を続々と生み出し、爆発的な発展を遂げた。 全世界に支部が出来、数億人が恍惚の表情を浮かべながら商品をさすっている。 このやりとりはそんな株式…

自分の中にすら居場所を作れなかった男の話。

オールドファッションを定期的に食べる男の話。

母が何気なく言ったと思われるフレーズがずっと残っている。

帰省して起こった出来事を残す。

この経験もあって、私は「メシマズ」と呼ばれる人のことを笑うことが出来ないのです。

これは、私がまだ狩人だった時の話です――

小さい頃、コンプレックスを自力で解決しようとした。

変なことばっかり言う子との帰り道。

友達に文章の才能があると言われた女子大生。 小説投稿サイト「カケヨメ」に入会し、小説家を目指してみることに。 最初こそ期待に満ちていたのだが、現実によって徐々に心を病んでい…

気が落ち込んだので、500mlのモンスターエナジーの缶を開けて飲んだら、見事に情緒が乱れてしまった。 黙ってればよかったのに、こんな状態でエッセイを書こうなんて頓狂なことを考えた…

壊れた人が浮かべてそうな笑顔がある。 どうして毎度のこと「笑顔」なんだろう。そう思って試しに笑ってみる。 すると……

辛い現実が嫌になって寝ようとするも、暑くて眠れない貧乏な男の話。

ネットでよく使われる「陰キャ」（陽キャ）。 何を指し示しているのか、いまいち分かんなくなってきたので、偏見を込めてまとめる。

せっかくだから、昔話に付き合ってほしいんだ。

ぶっ飛んだ仲良し夫婦の一幕。

子供の頃から手遊びばかりしてきた男。 寂しさを埋めるために繰り返すうちに……

語りえぬものについては、沈黙せねばならない。

悲しいことは悪いことじゃない。 ぼんやりと悲しみに浸りたい夜だってある。

立て籠もり事件の犯人は無敵の人だった。 膠着状態の末、警察側は遂に最終手段に踏み出すことになる。 それはあまりにも強大な……

そんなに難しい話ではない。体験があるんじゃないかと思うことだね。 恒例の。そう、時たま、でも何らかの周期で起こっている事象だと思う。 物書きならね。恒例の。恒例のイベント。恒例。

男子学生のユウタはクラスで居場所がなかった。 昼休みになったら、すぐさまトイレの個室に駆け込んで時間を潰すのが日課だった。 今日もいつものパターンをしようとしていたが、「花子」と…

10年くらい付き合ってくれたパートナーに、感謝の気持ちを伝える話。

退職代行サービスなるものが昨今、勢いを伸ばしているらしい。 ハードルが高すぎる「退職」を代わりに引き受けてくれるというのだ！ ブラック企業、クソ上司、修羅場、パワハラ、もう怖くな…

先月まで伝統的なプロジェクトに携わっていた自分が、 急に「生成AIガンバ」と言われてしまって、てんやわんやする。 誰の為でもなく、 状況をまとめたくて、書く。

この文章はおそらく未来の自分にとっては受け入れがたい内容になるかもしれない。 怠惰な自分が思いついた一時の気まぐれであって、後々笑い飛ばしてもらっても全然構わない。 でも思うんだ…

「みんな苦労してる」って無難な言葉を友達にかけた時に、俺の頭に浮かんでいたこと。

ママ友達に聞いたこともない投資の話を持ち掛けられた。

下ネタは好きだがヤったことは一度もない男。 健康診断で向かった病院でぼんやりと耽る。

いじめはなぜ起こるのだろう？ いじめっ子がクズだったからなんて結論はいくらでも出せる。 でも、そういう話だと幾ら経っても「その立場になるまで」止められないのでは？　という懸念があ…

二次創作だとな、大体ヤンデレ属性つくキャラがいんのよ。 まあ似合うキャラもいるんだろうけどさ、なんか「とりあえず」でやってる感じが気に食わないんだよ、って話。

女の幼馴染がいた。 そいつとは出会った時から気が合った。 お互いにお互いを「くだらねえ」と笑ってきた。 そんなヤツがくだらねえ死に方しやがったんだ。 俺の目の前で。

最近涙腺が緩くなってきたなと思う。 明らかな感動シーンというより、普段の生活シーンみたいなのにめっぽう弱くなってしまった。 精神的リストカットみたいなことを覚えた俺のつぶやき。

昔、鋼の錬金術師の「初代」にあたるアニメが放映されていた。 オリジナル要素、鬱展開もあって賛否両論となった作品だが、その中に出てくる「ダンテ」というキャラクターが喋った内容が忘れ…

今年のKACもこれで最後だ。 色々捻ったり分析したりしてみたが、最後くらいは自分語りでいこうと思った。

どうして人というのは、欲しくてたまらなかったものを得た瞬間に冷めていくのだろう？

「7」回目のお題として「色」が出ているというのは、要するにテーマを虹にしてほしいって言ってるようなものですよね。 なので虹を題材にして考えました。カラフルな物語です。

桃色は様々な象徴になっています。 桜をはじめ、日本人の心の色と呼んでいいでしょう。 今回、ある女性が恋していた男性と再開する場面を詩としました。