夢咲蕾花

　まぁ考えてみたら円禍さんって、過去の境遇からしてミサンドリー（男性嫌悪）になっていてもおかしくないですもんね。もっとも、現在は旦那が嶺慈で彼女に凛ちゃんがいるので、実質的には両性愛者になるって感じなんですかね。

　なお、拙作の吸血鬼はほぼほぼ人の血か動物の血を摂取するイメージです。登場しているのは一人だけですが、獣妖怪については「獣臭い畜生の血なんて吸ってられるか」との事です。
　但し、吸血鬼自体が獣妖怪より弱い個体が多いので、襲っても返り討ちにされる可能性も高いのですが……

追記：そう言えば嶺慈って色白でしょうけれど、血色とかはどうなんですかね。私個人のイメージでは、「肌は病的に白く、しかし唇は異様に紅い」感じです。
　あと常闇世界の妖狐ないし獣妖怪（及び獣妖怪を母に持つ半妖）って、色覚はどうなっているのでしょうか。リアルな哺乳類（サル類除く）って、赤と緑を判別できないそうなので……

　家族が自分を女として見ていて殺し合いという家庭ですからね……。
　そうですね、今は両性愛者です。字面にはあまり出しませんが慈闇ともできてます。

　常闇之神社における吸血鬼は血を操作することで身体能力を強化できる設定なので、妖怪としては強力な部類です。
　なお嶺慈は喫煙しないので血の味は美味しい模様。

　嶺慈の血の色自体は赤いです。肌色は最近は人肉食をやめた影響で好転しています。円禍ちゃんに至っては吸血鬼なので純粋に血色が悪いですね。慈闇は青肌、凛は色白って感じです。
　色覚は人間に準拠しています。眼球を妖力で覆っているので先天的に色覚があっても正常に機能します。

　やっぱり不摂生していない血は美味しいんでしょうなぁ……というか常闇世界での吸血鬼って、同類同士でも吸血するという所は新鮮でした。吸血鬼物って、同族の血は吸えないって話なので。

　成程、色覚についてはそんな感じなのですね。
　九尾シリーズの妖怪は獣の生態を反映しているので、色覚も元の動物に準拠します。なので獣妖怪の米田さんやラス子ちゃんたちは、緑と赤の区別はつきづらいようです。
　そうした特徴は、半妖の男児に受け継がれる事もままあります。源吾郎君や兄たちは、半妖第二世代なので色覚は人準拠ですが。
　雷獣は鵺から分岐しているので、色覚は鳥や爬虫類に近く、人とほぼ同じカラー+紫外線も多少見えている可能性があります。

　同じ妖怪の血も容赦なく吸います。ただ、吸血鬼同士の吸血はエネルギー効率が下がります。純粋な人間の方が一番効率がいいですね。

　うちの妖怪は霊視を生まれながらに体感的に学んでいくので、生まれて間もない頃は色の識別に苦労はしますが、大体一年から二年で色覚はほぼクリアします。
　ただ霊視もピンキリなので、瞳術レベルの霊視を持つオタク君から、単に妖気の流れを追うレベルのものまで差がありますね。
　もちろん極めれば可視光以外の波長も見える（X線視覚）も可能かもしれません。