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常闇之神社 外観

 後ろの白い建物は御神体の石像が安置されている神殿。手前のが拝殿。

 最終的に常闇様は参拝道の両サイドを霊泉から湧き出る水で満たそうと計画している。

 両サイドの青い炎は瘴気祓いの炎。常闇様の凝縮された神気が練り込まれており、並大抵の魍魎は半径十五キロ圏内にすら近づけない。

 なお神殿の背後にある裏庭に異世界と通じさせる石鳥居があり、蕾花たちや来客はそこから常闇之神社と外界を行き来する。

 神域の森に面した公園には子供たちが集い、その森に設けられた小道の先には禊場がある。禊場では滝行に近い行為で穢れを祓い落とし、精神集中する。時々夜葉が滝行をしているレアな光景にも出くわす。

4件のコメント

  •  そう言えば幽世に流れ着く魂は時間軸のずれが大きいという話でしたが、それって生きているモノにも適応される事ってあるんですかね?

     いやその、政信君(源吾郎君の甥)が流れ着く話というのを受信したので……
  •  あくまで死んだ魂にのみ適応されます。生者の場合元の世界との因果、その結びつきが強いので時間的な断層は、せいぜい数分、酷くて数時間ですね。
     政信君が流れ着く……気になるな……
  •  あら、幽世での流れ着くタイムラグってそんな感じだったんですね。生きている者にもタイムラグが大きいかなと思って、先程の政信君云々を書いてしまいました(汗)源吾郎君たちの場合、年末にやって来る事って少ないなぁと思いまして。
     まぁネタの方はまだ書くとは公言していないので練り直します。と言っても、九尾シリーズサイドにも時間を操れる妖怪(※)がいるので、そっちとの因果関係になるかもと思ってる所です。

    ※八頭怪や胡張安など、胡喜媚の親族は時間を操る事が出来ます。と言っても、政信君がいる頃には、八頭怪ももういないかもしれませんが(微妙なネタバレ)
  •  生者のタイムラグはあくまで、ひどい場合でも半日程度です。その上で常闇様が因果操作で辻褄合わせをするので、滅多に数時間単位のラグは起きませんね。
     ああ、確かに。なんとなく私も年末は源吾郎君たちの予定があるだろうな、と思って配信程度にとどめているんですよね。
     神使たちは三十日以降から三が日が忙しいとはいえ、休憩なしオフ日なしのフル稼働ではないです。流石に来客対応も立派な仕事なので、融通は聞きますね。

     なるほど……幽世はあらゆる三千世界から空間的・時間的に隔てられていますが、逆説的に時空を歪める術があればどこからでもアクセスが可能なんです。たとえば邪神状態の蕾花は世界の膜を分解して常闇之神社に侵入していますし、嶺慈は言霊の力で世界の膜をぶち破ってます。
     そっか、もうその時代には決着がついているのか……。
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