• 現代ファンタジー
  • エッセイ・ノンフィクション

妹ちゃんの輝子ちゃん

:臥龍輝子(がりょうてるこ) 14歳 女 龍人(現状龍に未覚醒のため角も尻尾もない)
 パンクガールズバンド「スイート・ピロートーク」のギターボーカル。ストラトキャスターを愛用し、最近はDTMなどの打ち込み音源などにも積極的に取り組む(まだ更新されてないかもだがクリスマスにDTM機器をプレゼントされた)。

 ブラコン気味で将来旦那にするならお兄ちゃんよりかっこいい人がいい、と公言している。
 歳の割に豊かな体つきなのは龍の恩恵によるところが大きい(単に作者の趣味でもある)。

 曲調は激しいロック系で、オルタナティブロックの印象が強い。
 DL販売している楽曲もすでに存在し、溟月島で少しずつファンを獲得している。



 絵を描いていたら小説を書きたいという気力が復活してきたので、単に脳のリソースを執筆に割きすぎていたんだな、と実感。
 一個のことに集中するとそれに保続命令がずーっと出ちゃう、まあ「いかにも発達障害的だね」という私の生まれ持った機能障害が働いています(私自身発達障害、統合失調症、躁うつ病を患っていますが、別段障害者という字面に嫌悪感はありません。とはいえ明らかに小馬鹿にした文脈だと腹は立ちます。すきでなったんとちゃうねんぞカス、と心の中のエセ関西人がキレます)。

 とはいえ障害というのも一長一短で、多分このおかげで磨かれた感性もあるとはっきり自覚しています。
 無論普通に生きていくには不利に働くケースがすごく多いんですが、まあ生まれ持った手札でうまいこと勝負していくしかねえよな、と最近は思ってます。
 それをうまいこと創作にも持っていって「まあ見られんけどそれはそれとして遺作となったときに脚光を浴びるかもな」とか思えるようになりたいな、と思っています。

 それを諦めと取るのか執着からの脱却と取るのかは人それぞれですが、なにかギラついたものが必須となる分野や時期っていうのはもちろんあるんですが、あくまで趣味と割り切るなら変な執着は捨て去ったほうが楽だよな、と頭では理解しています。
 あとはそれを実感として体に馴染ませていくだけなんですよね。理屈で聞いただけではわからなくとも何度か試行錯誤しているうちに腹落ちして納得できることってありますし、いっても私はまだ上の世代の方からしてみれば尻の青いガキなんですよね……。

 何度か引用していますが、又吉さんが先輩芸人から「40かあ。若いやん、まだ何でもできるやん」って言われたらしく、40で若いんならまだ30手前の俺なんてガキじゃねえかよ、って思います。


 若干エッセイまじりの記事になりましたが、少しずつ数字という強迫観念やなんかを捨て去って、本当に自由に創作できる境地に立ちたいなあと思います。

2件のコメント

  •  まぁ何かとお疲れ様です。
     坪内逍遥だったかと思うのですが、「30歳未満には小説など書けない」みたいな文言を遺していたそうです。
    ※今調べたら、菊池寛が「25未満の者、小説を書くべからず」という言葉がヒットしました。

     その言葉を知った頃の私は二十歳前の若造だったのですが……三十路を過ぎた今では、ある意味真実だったのかなと思うようになった次第です。
     自分自身の事をガキと称するのは少し違和感はありますが、私にしろ蕾花様にしろ、作家として活動する年齢にようやく到達した次第なのかなと思ったりします。

     二つ前のノートではコメントしませんでしたが「好きなように書きたい、しかし多くの人に見られたい」と悩んだ場合、やはりどちらかを諦める他ないと思うのです。
     恥を忍んで営業をするのか、テンプレに迎合するのか、誰が見なくとも黙々と執筆に勤しむのか。究極の選択かもしれませんが、そもそも好きに書いていて多くの人に見られるというのもごくごくまれな事ですし。
     ちなみに私は、最後の三番目を選びます。まぁ若干交流をしたり、テンプレに擬態した物語を書く事もありますが。

    蛇足:なお、私の精神年齢は23くらいで止まってます。実年齢はご想像にお任せします(笑)
  • 斑猫様
     なるほど、そんなことばがあったのか……。
     確かに若い頃にはなかったものや、感覚や、価値観というものが磨かれていって、あるいは最低限人との接し方というものを学んで、ようやく最近責任を持たねば信頼も何も勝ち取れない、むしろ他人の優しさに甘えてばかりのとんでもない勘違い野郎だったんだ、と自覚して、作家という言葉の重みを理解できるようになったというか、そのふわついていたものが実態を持ったような気がします。
     そう思えばガキというよりは、作家的には青年期に立ったのかな、という気は、なんとなくします。

     確かに全部欲しいってのはわがままですし、物理的に無理なんですよね。二兎を追う者は一兎をも得ずともいいますし、確かにそれなら三番目に終始して黙々と自家発電し、少数のコミュニティと和気藹々とするほうが健全な気がします。
     確かに友達が欲しいとかチヤホヤされたいみたいな感情はあれど、実際そういう場面に遭遇すれば人間関係に疲れると思いますし。

     私の精神年齢はもう本当に中高生止まりですね(笑)
コメントの投稿にはユーザー登録(無料)が必要です。もしくは、ログイン
投稿する