書いてますか。
皆さん、太刀川です。
週末だし、がーっといろんな小説を見てたんですが、やっぱりロッキン神経痛って作者はすげぇな……ということを再確認しました。
ごくごく簡単に、この作者のことを紹介いたしますと、一年ほど前にカクヨムで偶然発見したのですが、とにかく文章が上手い。
まずは彼の代表作(?)である「スーパーひろしくんVSお花の妖精フローラ」を読んでみてください。
https://kakuyomu.jp/works/1177354054880718844なお、この作品、最初は宇宙の帝王フ○ーザだったものの、運営からの温かいご指導により今の形に変更されたという作品でもあります。
私は、変更前の時に読んだのですが、いや、笑いすぎて腹が痛かった。
また、スシコンが始まるやいなや、怒涛の勢いで投稿されたこの
「寿司団長殺し」
https://kakuyomu.jp/works/1177354054882484835も同等のノリで物凄い出来です。800文字しかないので、まずはこれを読んでみて感覚をつかむのも良いかもしれません。
また、現在連載中の
「限界集落オブ・ザ・デッド【長編】」も1話を読んだ時点で「文章うまっ!」と思った作品です。
ここがバトル漫画だったらあまりの実力の差に壁に叩きつけられてクレーターを形成していたところです。
https://kakuyomu.jp/works/1177354054882236879太刀川は短編の人なので、あまり長編は読みません。なので、あまり沢山の作者を知っているわけではなく、片寄っているといえばそうなのですが、その太刀川の感覚からしてみると、ロッキン氏の書くものは全部凄い。
……で、なんで凄いのかって考えたんですよ。でもその理由がわからない。
難しい言葉を使っているわけでもないし、技法に凝っているわけでもない。でも説明の仕方が抜群に上手い。状況がガンガン視覚経由で脳みそに叩き込まれる感じです。
私は生来集中力が続かず大変飽きっぽいので、文章を読んでいる途中に集中力が途切れて目が文字の上を滑ってしまったりするのですが、それも置きずに最後まで一気に読めます。
どの要素が上手さを形成しているのかは解らない。ただ、上手いということだけは解る。
短編を読めば大体その人の実力が解るって言いますけれど、冒頭の数行ではっきり違いが分かってしまった。もうここは天性の差なのかもしれません。
きっと太刀川って、十年たっても「うまい文章ってなんだろう」って言っている気がするんですよね。多分いつまでたっても答えは見つからない。
それでも、明日は今日よりもう少し「うまく書けたじゃん!」と自分で思えるような文章を書いていきたいと思います。
それでは。