皆さん、こんにちは。
『問わず語りに作品紹介(カクヨム作品を読んだ感想文)』を更新しましたので、お知らせいたします。例の如く、私の感想文は読んでも読まなくてもどっちでもいいですが、紹介した作品が少しでも多くの方の目に入るように、こちらでも情報発信しています(*'-')ゞ
〇作品 『偉いってなんだ(つばさ文学賞に応募中です)』
https://kakuyomu.jp/works/16817139556228086576〇作者 @Teturoさん
〇作品概要
子ども向けの話です。とはいっても、大人も十分楽しめます。
主人公は、小学2年生のケンタ君。ちょっと口は悪いですが、素直で優しく、賢い子です。
そんな彼の近所には、引っ越してきたばかりのおじいさんが住んでいるのですが、この辺りの人たちはみんな顔見知りのせいで、よそ者のおじいさんのことを良く思っていません。しかも、黒人と一緒にいるときもあるようです。
そのため、ケンタ君の両親はそのおじいさんに近寄らないようにと口酸っぱく言います。それもそうでしょう。今の世の中のことを考えたら、親が子に言い聞かせるのも無理はありません。
しかし、ケンタ君はある出来事をきっかけにおじいさんと話すようになります。そしてどうもおじいさんは只者ではないのです。雑草のことも、化石のことも、民族のことも、言語のことも知っている。博識なのです。
ケンタ君は興味のままにおじいさんと話をするようになり、だんだん親しくなっていくのですが、果たしてどんな結末が待っているのでしょうか。
私はこの作品を読んで、子どもの教育とはこうであると楽しいのではないかなと思いました。教育の理想を掲げるのは難しいですし、何が正しいということもないのかもしれませんが、子どもが興味があるものに対して、大人が寄り添い、時には共に考え、教えるということが、一番「学び」を楽しくさせてくれるのではないでしょうか。
タイトルの問いも含めて、色々と考えながら読んでみてほしいです。
私の感想は『問わず語りに作品紹介(カクヨム作品を読んだ感想文)』の第61話に掲載しています。お読みになる場合は、下記URLからどうぞ。
「第61話 『偉いってなんだ(つばさ文学賞に応募中です)』 @Teturoさん」
https://kakuyomu.jp/works/1177354054921041257/episodes/16817139555179725175