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6/3 『カクヨム作品の感想文』を更新しました。

 皆さん、こんにちは。
『カクヨム作品の感想文』を更新しましたので、お知らせいたします。私の感想文は読んでも読まなくてもどっちでもいいですが、紹介した作品が少しでも多くの方の目に入るように、こちらでも情報発信しています🐵

〇作品 『おじいちゃんとモンチッチ 【黒歴史放出祭】』
 https://kakuyomu.jp/works/16818093074054217867
 
〇作者 知良うららさん

〇その他〇
「黒歴史放出祭」の参加作品

〇作品概要〇
 皆さんは子どものときに、「言わなければよかった」というようなことはあるでしょうか。

 今回ご紹介する作品は、幼き頃に言ってしまったこと、やってしまったことへの後悔やもやもやする気持ちが綴られたエッセイです。

『おじいちゃんとモンチッチ 【黒歴史放出祭】』というタイトルにもある通り、このお話では作者さんのおじいさまが登場します。
 作者さんから見たおじいさまは、物静かな方で、ちんまりとしていながらも、まるで数百年生きてきた樹のような雰囲気をまとっていたそうです。

 ある日、そのおじいさまが作者さんをはじめ、お孫さんたちにデパートでプレゼントを買ってきます。きれいにラッピングもしてもらって、きっと喜んでもらえるだろう、そう思っていたはずです。

 幼かった作者さんもそれを見て、すごく喜びでいっぱいになったのだと思います。そして、中身は何だろうと、とてもワクワクしながら開けたところ、そこに入っていたのは「モンチッチの姿に似たぬいぐるみ」だったのです。
 当時「モンチッチ」は大ブームを巻き起こしていたので、作者さんは本物の「モンチッチ」がどういうものか知っていたんですね。

 そして心の中に否定する気持ちがむくむくと出てきてしまうのです。
「これはモンチッチじゃない」と。

 すると作者さんはおじいさまに向かって、ある行動をしてしまい、「黒歴史」に繋がっていきます。

 読んで思ったのは、一番悪いのは、儲けだけを考えて偽物を世に出している人たちであって、作者さんも、おじいさまではないということ。

 でも、作者さんとおじいさまの間には、消えないあの出来事が今も残っていて、作者さんのなかで、思い出す度にひりひり痛むのだと思います。
 できれば「おじいさまが買われたモンチッチが、本物であったなら……」と、読者の一人として思うのですが、おじいさまはきっと許してくれていると思います。作者さんが何度も、何度もあのときのことを思い出して、悩んでいるのですから……。

 まとまりのない紹介になってしまってすみません💦
 悲しみの中に心が温かくなるような優しさのあるお話です。気になった方は読んでみてはいかがでしょうか。



 私の詳しい感想は『カクヨム作品の感想文』の第51話に掲載しています。(近況ノートと内容が違います)
 お読みになる場合は、下記URLからどうぞ。
「第51話 『おじいちゃんとモンチッチ 【黒歴史放出祭】』 知良うららさん」
https://kakuyomu.jp/works/16817330658568551380/episodes/16818023212081161285

1件のコメント

  • 「いいね」してくださった皆さん、ありがとうございます(*''*)
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