皆さん、こんにちは。
『問わず語りに作品紹介(カクヨム作品を読んだ感想文)』を更新しましたので、お知らせいたします。例の如く、私の感想文は読んでも読まなくてもどっちでもいいですが、紹介した作品が少しでも多くの方の目に入るように、こちらでも情報発信しています( ´ω` )
〇作品 『鉛のカーテン』
https://kakuyomu.jp/works/16816927861486076188〇作者 柊圭介さん
〇作品概要
現在のウクライナ侵攻を題材にしたお話です。
この作品の主人公は、ロシア側にいる初老の夫婦。娘はロシアから見て西側の国に住んでいて、毎日のようにロシアで流れているニュースが間違っていることを連絡してきます。
しかし、夫婦はそれを受け入れません。読者はきっと、彼らもロシア側のプロパガンダのせいで、本当のことを知らずにいるのだろうと思うことでしょう。ですが、夫婦がそのような態度をとるには理由があるのです。
ウクライナ侵攻のニュースを見るたび、戦争は何をもたらすのだろう、こんなことをして得するのは誰なのだろうかと想像します。少なくとも市民ではないことは間違いないでしょう。
街を破壊し、緑はなくなり、人は死に、そこは荒野と化します。戦いなどしなければ豊かな麦が育ったでしょうし、子どもたちがのびのびと過ごし、人々は良くも悪くも、大きな抗えない力に左右されることのない「人生」を送れていたはずです。
この作品を読むと色んな感情が渦巻きますが、小さな希望も見いだせる作品だと思います。
良かったら、読んでみてはいかがでしょうか。
私の感想は『問わず語りに作品紹介(カクヨム作品を読んだ感想文)』の第60話に掲載しています。お読みになる場合は、下記URLからどうぞ。
「第60話 『鉛のカーテン』 柊圭介さん」
https://kakuyomu.jp/works/1177354054921041257/episodes/16817139555179721720