灯村秋夜（とうむら・しゅうや）

あの頃は、よかったのか悪かったのか。 いずれにしても、思い出ですね。

二人の幸せな笑顔を眺めながら、私もハンバーグを頂く。しっかりした肉質感と共に、今あるこの幸せを、じっくり噛み締めた。

もうすぐ受験。 追い込みの時期。 でも最近よく眠れない。 今日もまた目が覚める。 台所へ行って冷蔵庫を開けても何も無い。 だからコンビニ行く事にする。 そう、眠れない夜の街を散歩…

体のパーツを交換しよう。 交換しましょう。そうしましょう。 ※少々グロテスク表現ありです。

放課後の補習を終えた少女は帰り道をただ一人歩く……

運転手がパンダの格好をした奇妙なタクシー。 家路に向かう車内で交わされる会話はいつしかパンダの身の上話に。 疾走していくタクシー。 剣呑さを増していくパンダの自分語り。 その行き…

彼はここ古本屋で思う。 「昔の本は良かった」と。 古びた本が積み重なり、古今東西の本が積まれた場所。 時間が止まったのではないかと思うようなそこに彼はいた。 そして時代を感じるの…

近畿地方のある場所にまつわる怪談を集めるうちに、恐ろしい事実が浮かび上がってきました。