第9話 王の態度に戸惑う黒鳥
https://kakuyomu.jp/works/16817330663264425624/episodes/16817330664002333154普段は大人しく、王弟に守られてばかりいるデルフィーヌですが、抗議するべきところは抗議します。
それと、証拠が出て来ても、ミュゼットの罪を明らかに出来ない理由も、9話にて書きました。
7話では曖昧に濁していたので。
実は現代でも、防犯カメラの証拠だけでは、罪に問えないんです。
逮捕をすることができない、と何かで見ました。
やはり証拠+本人が罪を認めることでしょうか。
さらにこの作品は中世ヨーロッパを仮想舞台としているので、そこに権力や思惑も潜んでいる。
となると、やはりミュゼットに対して罪を問うのは難しいのかなって思っています。
とはいえ、そこまでやらなくても、証拠が出た! さぁ罪を明らかにして断罪だ!
という昨今の作品のようにすれば、と思うんですが……。
それは一章のラストをお楽しみにしていただければと思います。
一章は残り2話となります。
執筆の方も、残り4話。
私は何故か、ラストに近づけば近づくほど、筆が遅くなるタイプです。
終わりというか、道筋が見えると、一気に萎えてしまうようです( ̄▽ ̄;)
他の方は、むしろスピードアップするらしいですね。
私の場合、謎を生んで、匂わせ匂わせをしている時が、一番波に乗っています。
だから、ミステリー要素が出てしまうんでしょうね。
Xのスペースであるミステリー作家さんとお話する機会があったのですが、自分が面白いと感じているものの中に、ミステリーがあるんじゃないか、と。
確かに、私の好きな作品は、どれもそういう要素が孕んでいるものばかりです。
なので、今後もそう言う作品ばかりになると思いますが、よろしくお願いしますm(_ _)m
ただ、今作品は私の好きなものを詰め込んでいるので、殺伐しています。
普段は可愛い作品を目指しているので……そちらを……。