第3話 事件前、ひと時の幸せを味わう黒鳥
https://kakuyomu.jp/works/16817330663264425624/episodes/16817330663469040888黒鳥について補足させてください。
ここでいう黒鳥はブラックスワンのことで、ミュゼットがデルフィーヌを揶揄するためにつけたあだ名です。
黒鳥が発見されるまで、黒い白鳥はいないものとされていたらしく、探すこと=「無駄な努力」という意味から、そういうことわざができたそうです。
けれど、発見されてからは、「常識を疑うこと」「物事を一変させること」の象徴になった、とか。
運命コンのテーマである「世界を変える」にはちょうどいいかな、と思って使いました。
ただ、作品の舞台である中世ヨーロッパでは、まだ黒鳥が発見されていない時代のことなので、「無駄な努力」のままとなっています。
そのため、各キャラの「無駄な努力」があったり、「常識を疑うこと」があったり、「物事を一変させる」出来事があったりします。
ワクワクというより、ハラハラドキドキですね💦
3話は本当に、普段のデルフィーヌについて書いた貴重な回です。
中編なので、駆け足となってしまっている中で、唯一とも言えます。
カクヨムさんは、後書きを書くスペースが用意されていないので、完結後、文字数に余裕ができましたら、3話の後ろに黒鳥の補足をつけたいと思います。
因みにこの作品はブラックスワンを主体とした多くの作品のように、ホラーというわけでは……ないと思っています。
約1名、ヒロインでもヒーローでもないのに、暴走してヤンデレと化したキャラはいますが(  ̄ー ̄)
お陰で2つの三角関係が出来上がってしまったわけなんです(;´・ω・)
恋は盲目といいますが、怖いですね……。