南総 和月

これから読むであろう他の読者へ
私からは一つ伝えたいことがある
それは

ひとこと紹介に書いておいた

極限まで洗練されたミステリーと言えばいいのか、なんと表現するのだろう。小さい頃に解いた「嘘つき探し（Aは自分が正直者だと言った、BはAが嘘つきだと言った、CはAが嘘つきでBは正直者…続きを読む

それは円盤です。 幼いころに見た円盤でした。 年齢を重ね、再び出会う円盤でした。 短い文章ながら隠される円盤の正体。 一文ずつ読み込んで、推理しながら読んでみると、最後の一文が頭…続きを読む

毎日更新される作品は多くとも、ここまで読みやすく、想像を掻き立てる作品を私は知らない

必然であるはずの別れが
少年の別離を恐れる心で書き換えられる……

悲恋を風情ある美しい描写で書き上げられた作品。最後の一文を読んだ瞬間、脱帽するしかなかった。

人間とは不安定なもので、何かに縋りたくなるもの。主人公のさあくも、そのようなごく普通の人間だ。中世の欧州を舞台としたこの作品は世界観を振り切ってあなたのもとにやってくるに違い…続きを読む

どーも、原作者の南総です。 え、『タイトルだけじゃん』って？ だってそういう企画だもの。 でも読んでみたらビックリですよ。 南総がなかなか手を出さない（出せない）ジャンルでした…続きを読む

読み進めれば読み進めるほど幼馴染の「盗まれた宝石」の正体がベールに包まれていって、最後の数行で「あっ、なるほど！」となりました。 素直になりきれない初々しい2人の感じが特に印象的で…続きを読む