今回のテーマはタイトルどおりです。
小説を書いたことがない人が書いてみたいと思った時に、参考になれば良いですね。
「小説なんて簡単に書けるものだ」
おそらく多くの人は一度は思ったことがあると思います。
ぼくもこの世界に一歩目を踏み込もうとした時は、そうでした。
「日本人なのだし、普段話したり書いたりしている日本語なんだ。小説書くなんてチョロい」
と思っている人がいても、おかしくないです。
でも、少しでもこの世界に踏み込んだ方は気づくのです。
この界隈の奥の深さを。頂点の高さを。
荒木飛呂彦先生は、著書「荒木飛呂彦の漫画術」でマンガを総合芸術だと言ってました。
小説もそうなのですよね。
あらゆる技術が必要です。
例えば、設計するという点だけでも、
・物語構成
・キャラクター
・世界観
が最低でも必要です。
その中の物語構成だけでも、
・起承転結
・三幕構成
といったいろいろな手法があります。
それに執筆するにあたっては、
・会話文
・心理描写
・情景描写
・説明文
を上手く組み合わせていく必要があります。
もちろん、それらを表現できるための語彙力も必要です。
ジャンルによってもお約束や定石があります。
ミステリー、SF、ラブコメ、ハイファンタジーでは違いがありますよね。
そして何より物語を綴るのに、「文字しか使えない」という制限。
小説を書いてみたいと思ったら、ぜひ、いろいろ学んでください。
科学論文、報告書、議事録、小論文、感想文など、みんな違いますよね。
小説を書けるようになるには、「小説の技術」を学ぶ必要があるのです。
カクヨムなどで作品を公開していますが、ぼくも学ぶことを続けています。
小説をもっと上手く書けるようになりたい。
作品をふり返って至らない点に気づくことも多い。
なので……
書く。読む。学ぶ。
小説家として成長するには、どれも外せないもの。
もし、これらを楽しんでできるなら、素質があるかもしれませんね。
読みやすくて、面白くて、感動する物語は、ある意味、技術の結晶だと思うのです。
今回はここまで。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。