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第31回電撃小説大賞に挑戦しています<その4>

ちょっとタイトルを現在進行形に変えましたが……前回の報告はこちら。
【近況ノート:第31回電撃小説大賞に挑戦します<その3>(2024年4月9日)】
https://kakuyomu.jp/users/NaginoHal/news/16818093075236689143


6月15日に電撃大賞のXアカウントで、第31回電撃小説大賞の応募総数が発表されました。
https://x.com/dengeki_taisho/status/1801811879511097372
◆応募総数:3,819作品 (4,467作品)
・長編作品:2,789作品 (3,329作品)
・短編作品:1,030作品 (1,138作品)
 ※()内は、前回第30回のものです(Wikipedia調べ)

前回よりも応募総数が減っています。
不思議です。
前回に引き続き、カクヨムからも応募できるのにね。

その理由は何でしょう?

個人的な分析になりますが、以下のことが考えられそう。

(1)カクヨムコン読者選考通過作品は応募できない
読者選考通過を通過している作品は、5月の最終結果発表まで他のコンテストに応募できない。
〆切過ぎてしまう。
これはありそう。

ちなみに、僕の作品「勇者の十字架」は読者選考を通過できなかったので、電撃小説大賞に応募できています。
作品内容や展開がWeb小説ではウケづらい形なので、良かったのかなと今は思っています。


(2)一次選考が狭き門になったから
前回から一次選考通過が厳しくなったというお話があります。
例年10%だった通過率が4%になった。狭き門なら他のコンテストにというのはありそうです。
作品の選評をもらえるものは他にもあるし、タイミングもありますよね。


(3)カクヨムの人気作品は応募しづらい。
これは文字数規定が12万から18万の範囲という要項があるためです。
何十万字もある人気連載作品は、実は応募できないのですよね。

作品を投稿して反応あれば、モチベーションに繋がって書いていける。
それに比べて、コツコツと独りで書き下ろして未公開原稿を応募するのは、大変なのかもしれません。
実際、ぼくは1月末から4月の〆切まで、コツコツやっていましたが、なかなか大変でした。
カクヨムで読者様からの星やハートは、モチベーションに繋がるものだなと再確認したしだい。


(4)完結フラグやあらすじなくて……?
実はカクヨムからの応募は増えているけれど、応募要項を満たしていなくて減っている?

カクヨムからの応募は、
・12~18万字で完結フラグが立っていること
・作品紹介のところに800文字であらすじを掲載すること
・タグに「第31回電撃小説大賞」を付けること
とあります。
4月10日の〆切、その数日前、カクヨムで応募タグが付いている作品をいろいろ見ました。
完結フラグなしやあらすじになっていないものが、散見されたのですよね。

でも、一般的にコンテストというのは応募総数が多いほど箔が付くもの。
なので、応募は受け付けて、要項満たさず脱落になるのかも。

どちらにせよ、ちょっともったいないなと思います。

宣伝文(ウラスジ)とあらすじの違いについては、カクヨム公式レビュワーの高橋氏が書いているこの前書きがオススメです。
https://kakuyomu.jp/features/16818093078243848606


ちなみに、ぼくは先輩作家さんにあらすじのお手本をもらって、紹介文をきちんとあらすじに変更しました。
その節は、ありがとうございました。

あらすじを先に読まれると作品の面白さがバレてしまうという意見もありますよね。
でも、個人的にはあらすじくらいでは中身の良さはわからないかなと思います。

大好きなエンタメ作品って、物語の流れを知っていても何度も楽しめるものですし。


ということで、応募中の電撃小説大賞について書いてみました。

次回、このテーマで近況ノートをお届けするのは、一次選考結果が出た時ですね。
良い結果を報告できるといいなと思います。

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