第9回カクヨムコンの読者選考期間が終了しました。
ちなみに初参加でした!
この近況ノートでは、ふり返りをしたいと思います。
参加したのは、長編1作(新作)、短編3作(旧作、新作、掌編新作)
という構成です。末尾に作品リンクを置いておきます。
<作者として>
本命の長編「勇者の十字架」を最後まで読んで★とレビューをくれた方々がいらっしゃいました。
Web小説として人気が出る作りではない作品なのにです。
本当に嬉しかったです。
最新話を公開するたびにその日のうちに読んでくれたのは、毎日感謝していました。
一気読みしてくれる方もいらっしゃって、ハートの連発でこっちが撃ち倒されてました。
そして、読了してくださった方々の多くが面白い長編をあげていまして、楽しみ、勉強させていただきました。
また、下読みを普段もされている方からは、細やかな指摘をいただき、自分の作品の未熟さに気づくことができました。
本当にありがとうございました。
戦略的な投稿やキャッチコピーなど、工夫をもっとしていたら、もっと伸びたのかなと反省もありますが、それは胸に秘めて次に活かそうと思います。
応募期間中に思いついて書いた一話完結の短編「読み専男子の姫推し」が一番★をいただきました。
この作品はカクヨムコンに参加しなかったら、生まれなかったと思います。
カクヨムやXでの交流で知った出来事、参加中の喜んだり落ち込んだりする気持ち、Xでの同胞の嘆きのポスト、それらがきっかけの作品ですから。
短編なのにキャラ数多くても読みやすくできる。
工夫しだいだなと感触が得られたのも大きいです。
<読者として>
結論は、面白い作品が多すぎる!
読者選考期間中に読み終えることができなかった作品も多々。
積読ごめんなさい。
誤字脱字上等な荒削りな作品でも、面白いものは面白い。
それが真実。
冒頭から設定やキャラのインプットにハイカロリー(記憶と脳内描写)を要求するものもありました。
逆にクスッとさせる軽快な文章なのに、しっかりとした骨太な物語が展開されるものも。
長編の中でコントラストが効いた印象深い一話も。
あれは素晴らしかった。
プロ作家の巧みで艶やかな文章にもやられました。
またそれに近しい実力の文芸作品にも。
ぼくは今回、ランキングや検索で作品を探すことはせずに、カクヨムやXでのご縁をきっかけに作品を選ぶことにしていました。
なので、普段なら馴染みのないジャンルの作品に触れることができて、視野が広がったと思います。
とてもよい機会でした。
結果が出るまではまだありますが、もう成果はありました。
さぁ、次へいきましょうかね。
【カクヨム参加作品】
「勇者の十字架」 長編
https://kakuyomu.jp/works/16817330667097148599「ギフテッド・バレンタイン」 旧作短編
https://kakuyomu.jp/works/16816927860722958130「読み専男子の姫推し」 新作短編
https://kakuyomu.jp/works/16817330669307396209「名探偵の秘密」 新作掌編(短編)
https://kakuyomu.jp/works/16818023211997902807