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「強さ」のインフレよりも、「恋愛関係」のインフレのほうが手に負えない

※近況ノートに「いいね」がついた!?
 と、いうわけで、私の「ど~でもいい雑談」近況ノートがどのくらい読まれているのか気になるので、もしよろしければ、「いいね」を押して行ってください。
(宣伝のところは読まなくてもいいです。雑談がどのくらい読まれているのかな~と思って)
 よろしくお願いいたします。


【執筆中のつぶやき】

バトル作品では、「強さがインフレを起こす」という話を聞きます。

主人公が「強い敵」を倒すと、その次に倒す敵は「更に強い敵」でなくてはいけないからです。
そうでないと、主人公が「弱い者いじめ」をしている感じなってしまうので……。

バトル作品なら、「今までの攻撃が効かない、別系統の敵が現れた」とか、「主人公は今までの力を封印された」とか、「更に強い敵」を出す以外の道も考えられます。

しかし、「恋愛関係」は?

晴れて恋人になったあとは、「今までよりも、もっと親密な」関係になっていかないと、読者は納得しない……はず。

たとえ喧嘩をしても、バトル作品の「レベル・ドレイン」とは違うので、仲直りをしたあとは、「レベル1からのやり直し」ではありません。
「もとのレベルの親密さに戻った上で、【更に】……」となる……はず。

ひょっとして、「恋愛関係」のインフレほうが、「強さ」のインフレよりも、よほど手に負えない!?


――そこで、考えました。

初心に戻って、

「対等に、手を繋ぐ」で、どうだろう!?


これはこれで、互いを尊重しあった信頼関係を感じられて、いいんじゃないかと……。(弱気)



【更新予定】

 やっと叶った、メイシアとの再会。
 ルイフォンは、彼女と手を取り合い、〈蝿〉の待つ館へと向かう。

 迎えに出たリュイセンとも、笑顔を交わし合い……、

 いざ、星霜を超え、幽明を超えた対面へ――。


『di;vine+sin;fonia ~デヴァイン・シンフォニア~』
  https://kakuyomu.jp/works/1177354054881135517

 第二部 比翼連理  第九章 潮騒の鎮魂歌を

  3.菖蒲の館で叶う抱擁-2
https://kakuyomu.jp/works/1177354054881135517/episodes/16817139554943841261
               (公開時間になりましたら、アクセスできます)


 明日、金曜日 20:20 公開です。


※第二部 第九章は、
 2022年5月13日 ~ 2022年9月2日 毎週金曜日 20:20 定期更新です。



【制作ノート】

 以下、恒例の執筆裏話「制作ノート」です。
(少しネタバレを含むため、スペースを空けます)












「メイシアとの再会~リュイセンとの再会」

メイシアと再会したとき、ルイフォンの怪我はまだ治っていません!
ルイフォンが斬られたシーンを投稿したのは、約1年くらい前ですが、作中の時間は……。

ふたりの再会、少女漫画なら「お姫様抱っこ」で良いと思うのですが、ここは『デヴァイン・シンフォニア』なので、「手を繋ぐ」にしました。そのほうが、このふたりらしいのではないかと……。


そして。
ルイフォンが、リュイセンと再会した瞬間に思ったことは、

「なんで、俺のコスプレが『女装』なのに、リュイセンのコスプレは『王様』なんだよ!?」

訳:
笑っちゃうくらい時代錯誤のゴテゴテした服なのに、リュイセンが着ると何故か似合っていて、カッコイイじゃん、って思えるのは、納得行かねぇ! 理不尽だ!
あ、でも、メイシアのコーディネートはセンスがいいな。さすが、俺のメイシアだ!

――です。

リュイセンが大真面目に真剣に、謝罪を……と思っていることに対しては、「え? なんのこと?」程度の問題でしかありません。それがルイフォンです。

ルイフォンの女装は、第七章の終わりのあたりなので、読んでくださっている方の記憶からは薄くなっているかもしれませんが、ルイフォンとしては一週間と前の話ではないのです。
それだけに、リュイセンのカッコよさが悔しいのです。

本文中に、上記の台詞をそのまま書こうかと、ほんの少しだけ本気で思いました。
しかし、さすがに、書けませんでした。雰囲気ぶち壊しですから。


そして、今回のエピソードのラストあたりのこと。
ついに、〈蝿《ムスカ》〉と対面することになったミンウェイ。
シュアンとエルファンが気になる感じのことを言っていますが……分かりにくく書いてしまったのは申し訳ないのですが……ミンウェイがよく分からない以上、ああいうふうにしか書けず……すみません。

続きます!



【次回予告】

 豪奢な部屋で待ち構えていた〈蝿〉。
 警戒心むき出しで、真意を探るルイフォン。

 そして、
『初対面の再会』を果たしたミンウェイは――。


『di;vine+sin;fonia ~デヴァイン・シンフォニア~』
  https://kakuyomu.jp/works/1177354054881135517

 第二部 比翼連理  第九章 潮騒の鎮魂歌を

  3.菖蒲の館で叶う抱擁-3


 よろしくお願いいたします。

4件のコメント

  • こんばんは、お久しぶりです!
    なるほど……確かに言われてみれば、恋愛関係のインフレって難しそうですね。
    ルイフォンとメイシアは第二部開始時点でもう円熟してしまっているので特に(こういう展開はあまり見たことないです。他の多くの作品ではハッピーエンドで完結してそうな)。
    心理学の授業で、「熱い恋愛は冷めやすい」と聞いたことがあります笑
    なので、関係を温め直すという意味で、初心に戻るのは結構大事だと思います。(その辺の経験が全然ないので分かりませんが、実際の結婚生活でも絆を再確認する機会を設けるという話はよく聞く気がします笑)
    うまく浮き沈みの波を作りながら、時々大きな盛り上がりを用意してあげるのがいいのかな……
  • ナマオさん
    いいね&コメント、どうもありがとうございます!
    「いいね」の通知が来たときには、感激しました。(ナマオさんが一番乗りだったのです)

    (次回予告まで書いちゃっているんで、ちょっと申し訳ないです。
     この次に新機能がつくなら、「近況ノートの予約投稿」機能が欲しい……)

    『デヴァイン・シンフォニア』は、第一部終了時に主人公とヒロインの関係ができあがっちゃっているんですよねぇ。

    メイシアが初めに助けを求めたときに「自分を差し出す」と言っていたのと、同じセリフを第一部のクライマックスで、ルイフォンに向かって言わせたかったので、第一部で二人の関係が成立してしまうのは避けられなかったんですよねぇ……。

    おっしゃる通り、こういう構成は珍しいと思います。
    ええ、だって、「そのあと」を無茶苦茶、書きにくですから!!!
    切実に!!! そう思います!!!

    でも、この話はどうしても、まずは二人の関係ができてから、その先の展開にする必要があった……ような気がします。(と、自分に暗示をかけなければ、書き続けられない(笑))

    熱い恋愛が冷めやすいというのは聞きますよね。
    (……と、歳がバレるので、深いこと言えない……)
    けど……、熟年夫婦の円満な関係――みたいなシーンを出しても、エンタメ的に受けない気がする……。

    けど、もう大喧嘩もしちゃったし(スーリンの呼び出しにメイシアが応えたとき)、離れ離れになるのもやっちゃったし(先週まで作中で1週間程度、リアル時間で1年程度(苦笑))、さ~て、あとは…………。
    …………この話は、恋愛カテゴリではないので、人間ドラマ展開で…………。(逃げ)
  • こんばんは~(*´▽`*)
    恋愛のインフレは確かに困りますよね……っ!(><)
    わかります!(笑)

    でも、読者としてはらぶらぶなふたりを見ているだけでも満足かも……。なんて思ったりもします(*´▽`*)
    紆余曲折を経て結ばれた二人ならなおさらに……( *´艸`)

    でも、自作だと少しでも読者様に喜んでもらいたい、と思ってしまって、つい糖度マシマシにしてしまうんですよね……(笑)
  • 綾束さん
    こんばんはー!
    コメント&いいね ありがとうございます!

    恋愛のインフレ問題!
    ラブストーリーの女神様の綾束さんなら、分かってくださると思っておりました!

    もぅ、ね……、本当に、どうしようかと思うときが、たくさん、あるんです。
    第一部ラストで、ルイフォンとメイシアが、らぶらぶになるのは、これはもう、そうにしかならない! と思って書いたわけで。
    そこはもう、それでいいと思うのですが、「その先」が!!
    「その先」のふたりを書いていきたい! と思って、書いてはいるのですが、だからといって、泣きたくなることがあるのは、どうしようもないですぅ……。
    (泣き言が、鬱陶しくてすみません)

    え? なになに!? らぶらぶなふたりを見ているだけで満足!?
    良いことを聞きました!!
    そうか。そうなんですか。
    少し、気が楽になりました~! ありがとうございます!

    ああ! 確かに、綾束さんの糖度マシマシは、読んでいると幸せな気分になります!
    なるほど、そういうことなわけですね!
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