【執筆中のつぶやき】
ただのボヤキです。
拙作は、ジャンル詐欺だ!
――と、ちょっと前に言った、続きみたいなものです。
(この「つぶやき」の記事は、実はあらかじめ余裕をもって用意しておくのですが、つい先日、参加させていただいた自主企画の主催者様が拙作のジャンルに触れてくださって、この記事に近くてびっくりでした)
私が好きな傾向の作品なんですけどね。
こんな作品、結構あると思うのです。
↓
①我々のリアル現実世界の価値観が根底にある
②我々のリアル現実世界と社会の作りが違う
例えば、こんな世界の物語です。
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・世界中のほとんどの人が異能力を持った世界。
そのための法律など整備されていて、異能力があることが前提に社会が成り立っている。
・世界が、とある勢力に征服された世界。
トップにいるのは「敵の王様」。
・そもそも、舞台となる国自体が、架空の国。
故に、独自の文化があるが、生活スタイルはリアル現実社会と同じ。
そして、こういう作品は、分かりやすくて面白いと思うのです!(重要)
何故なら、
①なので、我々と「常識」が同じで、とっつきやすい
②なので、非現実のワクワク感がある ――からです。
(流行りの? 異世界転生ものと、アピールポイントが重なると思いませんか?)
特徴は、
・ひょっとしたら「SF」と言えるかもしれないけど、「科学」が中心になっていないので、やっぱり「ファンタジー」のほうがふさわしい。
・社会のつくりが「現実の現代」とは違うので、「現代」ファンタジーだとしっくりこない。
・我々のリアル現実世界に近いので、「異世界」ファンタジーだとしっくりこない。
こんな物語を示すジャンルがほしいなぁ、と思うのです。
――まぁ、拙作が該当するんですけどね。
そんなわけで「平行世界ファンタジー」という名称を思いついたのでした。
(拙作を「パラレルワールドみたいに捉えればいいんですね」と言ってくださった方がいたので。
でも、これじゃ、パラレルワールドの話みたいだなぁ)
素朴な疑問なんですが、『進撃の巨人』って、カクヨムのジャンル分けで分けると、どのジャンルになるんでしょうか?
現代の人類の未来っぽい感じがする世界感→SF?
(でも、「サイエンス」じゃないと思う)
巨人という、架空のものがいる世界(正体は……だけど)→異世界ファンタジー?
(でも、別の世界ってほど「異世界」じゃないと思う)
かといって、「現代ファンタジー」じゃないなぁ。
――というか。
なんで、「異世界」ファンタジーに対して、「現代」ファンタジーなんでしょう?
さておき。
そして、ジャンル詐欺小説は、まだまだ続く……!
#別に「平行世界ファンタジー」でなくてもいいや。
「異世界ファンタジー」「現代ファンタジー」に、対して「その他ファンタジー」でいいから、もう一つ分類を作って欲しいです。
【次回予告】
鷹刀一族の屋敷にて。
母の遺産である〈ベロ〉を、黙々と調べ続けるルイフォン。
ふと気づいたら、メイシアが屋敷内にいない!?
慌てるルイフォンのもとに、一本の電話が――……?
『di;vine+sin;fonia ~デヴァイン・シンフォニア~』
https://kakuyomu.jp/works/1177354054881135517 第二部 比翼連理 第一章 遥か過ぎし日の
7.幾重もの祝福-1
――明日、金曜日 21:01 更新
よろしくお願いいたします。
※第二部 第一章 投稿終了まで、毎週金曜日 21:01 定期更新です。
以下、恒例の執筆裏話「制作ノート」です。
(少しネタバレを含むため、スペースを空けます)
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【制作ノート】
「数カ月ぶりに主人公が帰ってきた!(自棄)」
やっと、主人公ルイフォン登場です。
もう、この第一章の主役はリュイセン(と、メイシア)でいいような気がしてきたところに、主人公の登場です!(自棄)
今まで、説明っぽい、ややこしいエピソードが続いていましたが、今回は分かりやすい!
書くのも気が楽でした。
見慣れた顔に下手(したて)に出られると、戸惑ってしまうルイフォンが好きです。
クーティエ、シャンリーのノリの良さが好きです。
リュイセンとチャオラウの「勝手にしろや……」という態度も好きです。
そして、「メイシアの服」。
これが、「ウェディングドレス」であることは、ユイランが「服を依頼された」と言った時点で気づいてくださった方が何人もいらっしゃいました!
ありがとうございます! 凄く嬉しかったです!
(作者としては、「服」と言っただけでバレるとは、まったく思っていませんでした……)
そして、ウェディングドレスを依頼したのは、メイシアの異母弟ハオリュウです。
(「イーレオ様が頼んでくれたに違いない」というのは、メイシアが勝手に思っただけでした)
レイウェンが「服飾会社」を営んでいる、という話が出た時点で、ハオリュウに触れてくださった方がいらっしゃいました!
凄い読みです! まさか、関連に気づいてくださる方がいらっしゃるとは思いませんでした。
これも凄く嬉しかったです。
ありがとうございました!
ハオリュウについては、次回のエピソード+αで、詳しく語ります。
【次回予告】
草薙家へと、乗り込んでいったルイフォン。
そこにいたのは、ウェディングドレス姿のメイシア――!
「ハオリュウが、私にドレスを……って。
ユイラン様に、頼んでくれたの……!」
涙に濡れた、彼女の吐息。
藤咲家の当主となったハオリュウは、いったい何を……?
『di;vine+sin;fonia ~デヴァイン・シンフォニア~』
https://kakuyomu.jp/works/1177354054881135517 第二部 比翼連理 第一章 遥か過ぎし日の
7.幾重もの祝福-2