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登場人物と主な地名のまとめ(第230話〜第248話)

第230話「大叔母」〜第248話「救出」

登場人物と主な地名のまとめ。(バージョン 1.2)

 第△話「...」とあるのは、その項目の人物、地名の初出箇所。
 ほんの数回しか名前が現れないものは省略。

● 主要登場人物
▷ デレク (デレク・テッサード)
 主人公。テッサード辺境伯の次男。魔法管理システムの利用権限を持つ。国境守備隊を予備役扱いになり、聖都でテッサード家の屋敷を管理することに。ラカナ公国のプリムスフェリー伯爵家の後継候補だが、回避すべく奮闘中。第1話「はじまり」
  ▷ ダニッチ(キーン・ダニッチ): ダズベリーから離れて聖王国で活動する時の偽名。第64話「キーン・ダニッチとミルキー」
  ▷ ヴォイド(ヴォイド・クルーズ): レイモンド商会のメンバーとして活動する時の偽名。第173話「アーテンガムに行ってみる」
▷ リズ (リズ・エンキドゥ)
 デレクに魔法管理システムの情報を教えてくれる少女。「天使」であることを隠すためにリズ・プリムスフェリーを名乗る。第3話「天使はいるんだ」
▷ セーラ (セーラ・ラヴレース)
 ラヴレース公爵家の長女で、聖都、騎士隊(白鳥隊)の精鋭。火系統の魔法を使う。デレクに好意を寄せる。第115話「聖都の騎士と戦う」
▷ ケイ (ケイ・コンプトン)
 デレクと国境守備隊に同期入隊した少女。テッサード家の警備担当であるコンプトン家の次女で、デレクに護衛として付き従う。第14話「最強姉妹登場」
  ▷ ソニア(ソニア・ヴァルメラ): レイモンド商会のメンバーとして活動する時の偽名。第173話「アーテンガムに行ってみる」
▷ メロディ (メロディ・バックス)
 テッサード家の屋敷で年少のころからデレクの面倒を見てくれる1つ年上のメイド。第1話「はじまり」
▷ ローザ (ローザ・コンプトン)
 コンプトン家の長女。家業は継がずに貿易商を始めようとしている。第14話「最強姉妹登場」
▷ 親父殿 (マイルズ・テッサード)
 デレクの父親で、テッサード辺境伯家の現当主。デレクは頭が上がらない。第1話「はじまり」

● 登場人物(国境守備隊関係)

● 登場人物(ダガーズ)
▷ エメル (エメル・プレスコット)
 誘拐団に拉致されて危うい所を救われる。金髪。色白でお胸が大きい。デレクへの依存度が高い。第75話「ミルキーさん酔っ払う」
▷ キザシュ (キザシュ・ブラックベラ)
 リーダー格。水系統の魔法を使う。黒髪、黒い瞳。第77話「ケシャール民の悲劇」
▷ チジー (チジー・ブレーダ)
 戦闘要員ではない。グレイの髪で生徒会長のような理知的な印象の人物。商才があり、個人で荷馬車を使って取り引きをしている。第108話「失われた故郷」
▷ ノイシャ (ノイシャ・フィーリガン)
 誘拐団に監禁されていた所を救出される。オレンジの髪に黒い瞳、小柄ながら活発。デレクへの依存度が高い。第93話「ナンシーは今日も二日酔い」


● その他の登場人物(アイウエオ順)
▷ アラン (アラン・テッサード)
 テッサード辺境伯の長男。デレクの腹違いの兄。第1話「はじまり」
▷ アル (アル・テンスリード)
 ラカナ公国、カルワース領内の商店主。フリーダの信頼が厚い人物。第233話「燎原の火」
▷ アルヴァ (アルヴァ・プリムスフェリー)
 エドナとバートラムの子供。まだ幼いがプリムスフェリー伯爵家を継ぐことになる。第205話「エドナの行方」
▷ アルシア (アルシア・ミルバーグ)
 ラカナ公国で内務大臣の秘書官をしているロングヘアーが特徴的な女官。ミルバーグ男爵の娘。クセのある内務大臣と気ままな両親に翻弄されているらしい。第206話「ミルバーグ男爵家の人々」
▷ ヴァージル (ヴァージル・グランスティール)
 ラカナ公国グランスティール伯爵家の当主。かなりの体格にグレーの髪、グレーの口髭。領地の統治に腐心している。第53話「圧倒的」
▷ ヴィオラ (ヴィオラ・モスブリッジ)
 モスブリッジ男爵家の長女。騎士隊の白鳥隊、ウィング・シックスの一人。金髪、鳶色の瞳。お胸が大きい。第191話「怪人、現る」
▷ エイカーズ
 プリムスフェリー家の行政官。第246話「交友録」
▷ エイドリアン (エイドリアン・ラドフォード)
 ラカナ公国のサメリーク伯爵に仕える行政官。プリムスフェリー家後継者としてのデレクに接触してくるが、奴隷魔法が消滅した際に色々手助けをしてくれる。イケメンである。第213話「エイドリアン」
▷ エインズワース
 「交友録」と呼ばれることになる日記をつけていた、今から360年ほど前の聖王国の貴族。第246話「交友録」
▷ エドナ (エドナ・プリムスフェリー)
 デレクの伯母(母ティーナの姉)。ラカナ公国プリムスフェリー伯爵家の当主であるアルヴァの母。第35話「メロディ」
▷ オルガ (オルガ・プリムスフェリー)
 プリムスフェリー伯爵であるランディ卿の長女。第96話「はとこ(再従姉)」
▷ カナス (シド・カナス)
 ラカナ公国ノーブルスヒルの教会のシスター。フリーダの信頼が厚い。第233話「燎原の火」
▷ カルワース男爵 (セドリック・カルワース)
 ラカナ公国の男爵。プリムスフェリー伯爵家の継承を狙っている。第35話「メロディ」
▷ ギッツ
 ノーブルスヒル近くの街道を荒らしていた山賊。第241話「絵に描いたような山賊」
▷ グリフィス (グリフィス・カルワース)
 カルワース男爵家の次男。第204話「後継者」
▷ グリントン男爵 (ラリー・グリントン)
 ラカナ公国の貴族で、カルワース男爵の従兄弟。人身売買組織からジェインを買おうとしていた。第228話「サメリーク伯爵」
▷ クロフォード姉妹
 ノーブルスヒル近くで山賊に監禁されていたところを救出された。ジュノが姉、ディアナが妹。第242話「凄惨な結末」
▷ ケヌーカ (ガルスト・ケヌーカ)
 カルワース男爵家の家臣で、荒事担当。デレクを襲った一味の指示役の男性。第229話「行きはよいよい」
▷ コニール (コニール・シュザフォード)
 マッドヤードの人身売買組織に監禁されていた女の子。リクシーは姉。第196話「ポルトムにて」
▷ サメリーク伯爵 (ライアン・サメリーク)
 ラカナ公国の伯爵家で、商業の盛んなルジル、温泉地ガパックなどを所領とする。カルワース男爵を良く思っていないらしく、デレクに好意的。第228話「サメリーク伯爵」
▷ ジェイン (ジェイン・シャデリ)
 ゾルトブール王国の元男爵家の令嬢。無実の罪で男爵家は一家断絶、人身売買で売られて行く寸前に救出される。第223話「魔法プログラムのバグ」
▷ ジェニファー (ジェニファー・カルワース)
 カルワース男爵の次女。第233話「燎原の火」
▷ シャーリー (シャーリー・チェスター)
 チェスター公爵家の長女。騎士隊の白鳥隊に所属し、セーラの友人。ピンクの髪、栗色の瞳。第177話「王妃」
▷ シャデリ男爵家
 ゾルトブール王国の元男爵家。無実の罪で一家断絶の境遇にある。唯一の生存者がジェイン。第223話「魔法プログラムのバグ」
▷ ジュノ (ジュノ・クロフォード)
 山賊から救出されたクロフォード姉妹の姉。第242話「凄惨な結末」
▷ ジョナス
 ダズベリーの国境守備隊員。デレクと同期入隊。大柄で力が強い。第20話「国境守備隊の日々」
▷ スィーロン
 勇者のパーティーのメンバーと伝わる英雄。グランスティール伯爵家の始祖とされる。第38話「個人情報」
▷ ダックウィン (コナー・ダックウィン)
 ラカナ公国・ルジルの国境守備隊長。左目の黒い眼帯に可愛いピンクのウサギが描いてある。第208話「国境の町ルジル」
▷ タニア (タニア・ロックリッジ)
 聖王国のロックリッジ男爵家の次女。シナーク川を下る船でデレクに話しかけて来た。第62話「海へ」
▷ ダンスター男爵 (ジャーヴィス・ダンスター)
 ゾルトブール王国のマミナクを所領とする貴族。南大海で手広く海運を扱っている。第247話「奇跡的回避」
▷ ディアナ (ディアナ・クロフォード)
 山賊から救出されたクロフォード姉妹の妹。第242話「凄惨な結末」
▷ ティーナ (ティーナ・テッサード)
 デレクの母親。故人。ラカナ公国のプリムスフェリー伯爵家から嫁いできた。第14話「最強姉妹登場」
▷ ディケンズ (アーネスト・ディケンズ)
 ラカナ公国の内務大臣。柔軟な思考の持ち主で、大公の信頼は厚いが、朝の面倒な仕事には出てこない。第203話「公宮」
▷ テランス (テランス・ジャーコック)
 聖王国内の麻薬密輸団の幹部。スキンヘッドの大男で変なアゴヒゲ。第44話「誘拐」
▷ トレミー伯爵
 ゾルトブール王国のアーテンガム周辺の領主。奴隷制度に反対で、商人中心のアーテンガムの発展を後押ししている有能な人物らしい。第234話「後始末」
▷ ナタリー (ナタリー・ガーネット)
 ゾルトブール王国のシャデリ元男爵家の令嬢ジェインに侍女として献身的に仕える。人身売買組織に売られて行く直前に救出される。ケイが絶賛する綺麗なお胸の持ち主。第222話「未明の露天風呂」
▷ バートラム (バートラム・プリムスフェリー)
 プリムスフェリー伯爵家の継承権を持っていたが、数年前に死亡したことが確認された。エドナの夫でアルヴァの父。第35話「メロディ」
▷ ハグランド (タイラス・ハグランド)
 ルジル郊外に住む、趣味で発明や古文書の研究をしている老人。バートラム、エドナの友人でもある。第212話「通信装置」
▷ バックデン (オーティス・バックデン)
 エイドリアンの身辺警護をしていた、ラドフォード家の家臣。第247話「奇跡的回避」
▷ パトリック (パトリック・エヴァンス)
 エヴァンス伯爵家の次男。フローラの弟。オレンジの髪。第165話「誕生日パーティー」
▷ ハリス (ハリス・カルワース)
 ラカナ公国カルワース男爵家の長男。プリムスフェリーを継承する候補者の一人。第204話「後継者」
▷ ハワード (ハワード・ラヴレース)
 ラヴレース公爵家の長男。セーラの兄。デレクに色々な助言をしてくれる。第124話「ある意味、修羅場」
▷ ヒックス伯爵 (レロイ・ヒックス)
 三百年以上前の聖王国の貴族で、洪水対策などに取り組んだ名宰相として現在でも名高い。『メレディスの手記』に「L氏」として登場する。妻がペリ。第240話「天使の話」
▷ フリーダ (フリーダ・カルワース)
 プリムスフェリー家からカルワース家に嫁いだ女性。カルワース男爵の母であり、バートラムの姉、デレクの大叔母でもある。第35話「メロディ」
▷ ブルース男爵 (チャールズ・ブルース)
 プリムスフェリー家の血縁の男爵家で、バートラム一家を庇護していた。故人。第204話「後継者」
▷ フローラ (フローラ・エヴァンス)
 エヴァンス伯爵家の次女。オレンジの髪。話し出すと止まらないがボキャブラリーはあまり豊富ではない。第105話「樽」
▷ ペリ (ペリ・エンキドゥ)
 「メレディスの手記」に登場する天使。ヒックス伯爵の妻となったという。第240話「天使の話」
▷ ポール (ポール・グランスティール)
 グランスティール伯爵家の次男。セリーナの兄。ラカナ公宮の騎士隊に所属。第56話「不吉な匂い」
▷ ボラーゾ
 ノーブルスヒル近くの街道を荒らしていた山賊。第242話「凄惨な結末」
▷ マーシャ
 ラカナ公国、スピッツベリーの町の警ら隊の隊員。御者ミカロの娘。第199話「旧街道の攻防」
▷ マリリン (マリリン・ロックリッジ)
 ロックリッジ男爵家の長女。トレヴァー、タニア、レオの姉。学院に在学当時から「天下の才媛」と呼ばれている。第102話「プリシード島」
▷ ミアリナ・ノースビー
 カルワース男爵家の家臣で、荒事担当。デレクを襲った一味の指示役の女性。第229話「行きはよいよい」
▷ ミルバーグ男爵 (ネヴィル・ミルバーグ)
 在ゾルトブール・ラカナ大使。太り気味で杖をついている。人が良いが、思いつきで物事を決める所がある。「スィーロン戦記」について語ると止まらない。奥方はデラ、娘がアルシア。第206話「ミルバーグ男爵家の人々」
▷ メディア (メディア・ギラプール)
 ゾルトブール王国の内乱で、反乱軍側にいる魔法士の女性。土と火の2つの系統の魔法の非詠唱者で、指輪で能力を底上げするとレベル5に達する。デレクに「人間兵器」と呼ばれている。第247話「奇跡的回避」
▷ メリンダ (メリンダ・プリムスフェリー)
 プリムスフェリー伯爵ランディ卿の孫。オルガの娘。第96話「はとこ(再従姉)」
▷ メレディス (メレディス・ルータム)
 「メレディスの手記」という、天使に関する記述がある古文書の著者。第220話「辻褄合わせ」
▷ モーラー
 ゾルトブール王国のアーテンガムの両替商の支配人。第234話「後始末」
▷ ユージン (ユージン・プリムスフェリー)
 プリムスフェリー伯爵家メリンダの息子。ランディ卿の曾孫。第204話「後継者」
▷ ラヴレース公爵 (フランク・ラヴレース)
 聖王国、ラヴレース公爵家の当主。国王に対しても意見を言える良識人ながら、娘のセーラに関しては親バカ丸出し。第130話「セーラとリズ」
▷ ラカナ大公 サミュエル1世 (サミュエル・アンカスター)
 ラカナ公国の大公。人と距離を詰めて話をし、意見を率直にぶつけてくる人物を信頼する。交易や産業の振興に取り組み、成果を上げつつある。第203話「公宮」
▷ ランディ卿 (ランディ・プリムスフェリー)
 ラカナ公国のプリムスフェリー伯爵家の当主。病床にあったが死去。直系に男系の相続者がおらず、後継者問題が顕在化する。第35話「メロディ」
▷ リクシー (リクシー・シュザフォード)
 ポルトムの人身売買組織に捕らわれていた少女。マッドヤードで救出されたコニールの妹。第196話「ポルトムにて」
▷ リリカ (リリカ・ラッソー)
 ラッソー男爵の姪。白鳥隊ウィング・シックスのメンバー。黒髪でグレイの瞳。第191話「怪人、現る」
▷ ルイーズ (ルイーズ・ハサウェイ)
 ノーブルスヒル近くで山賊に監禁されていたところを救出された。父クライド(故人)がカルワース男爵家の家臣で、フリーダの信任の厚い人物だった。第242話「凄惨な結末」
▷ レイラ (レイラ・カルワース)
 カルワース男爵の長女。目元が涼しげな美少女。第233話「燎原の火」
▷ ロス (ロス・グランスティール)
 ラカナ公国グランスティール伯爵家の長男。かなりの体格でヒゲをとったら父親にそっくり。以前、聖都の学院で学んだ。第54話「視察」
▷ ワンダ (ワンダ・グランスティール)
 グランスティール伯爵家の長女。セリーナの姉。第81話「時事放談」


● 主要な地名(アイウエオ順)
▷ アーテンガム
 ゾルトブール王国のナイワーツ川の河口に位置する一大港湾都市。第173話「アーテンガムに行ってみる」
▷ アドニクス王国
 ラカナ公国の北に位置する、広大な面積をもつ王国。奴隷制度はなく、穀物などの生産が盛んだが、ご飯はおいしくないらしい。第2話「夢に見た生活」
▷ ウマルヤード
 ゾルトブール王国の王都。ナイワーツ川沿いにあり、マフムードからは宿場1つ分程度の距離。第211話「マフムードの休日」
▷ ウルフピーク
 ナリアスタ国ケシャール地方の宿場町。ノイシャの故郷。第242話「凄惨な結末」
▷ エスファーデン王国
 ゾルトブール王国の西にある王国。昔、ゾルトブール王国から分離独立し、奴隷制度を廃止した。第212話「通信装置」
▷ エルフォム
 ラカナ公国の宿場町。ラカナ市の隣。第200話「謎の荷物」
▷ ガパック
 ラカナ市から西の方角にある温泉地。サメリーク伯爵家の領地。第136話「うまく踊れない」
▷ ガフォー峠
 300年前の魔王軍との戦いにより、その場所が分からなくなってしまった峠。第240話「天使の話」
▷ グロブウッド
 国境のミザヤ峠を越えたラカナ公国の宿場町。第39話「ミザヤ峠検問所」
▷ ザグクリフ峠
 テッサード領内の北部、ドリュートン村を通ってラカナ公国へ抜ける街道の国境にある峠。地震による土砂崩れのために通行できなかったが復旧した。第34話「婚礼までの諸行事」
▷ スートレリア島
 南大海にある、ゾルトブール王国領の広大な島。第79話「宝飾市」
▷ スピッツベリー
 ラカナ公国の宿場町。第198話「橋を渡す」
▷ スワン川
 スワニール湖から流れ出し、テッサード領を流れる川。第54話「視察」
▷ ゾルトブール王国
 ラカナ公国の西隣りにある国。穀物などを多く生産している。違法な奴隷魔法の被害者と奴隷階級の人々の内乱が勃発している。第2話「夢に見た生活」
▷ ダズベリー
 デレクが暮らしている、テッサード辺境伯領の中心の町。第1話「はじまり」
▷ ダラム
 ケシャール地方で2番めに大きな町。エメルの故郷。第142話「ミノス川を下る」
▷ ディプトン
 ケシャール地方で一番大きな町。キザシュの故郷。第137話「ヒメリ湖」
▷ ナイワーツ川
 ラカナ公国とゾルトブール王国との国境の大河。アドニクス王国を源流とし、豊富な水量から水運による交易が盛ん。第173話「アーテンガムに行ってみる」
▷ ナリアスタ国
 聖王国の東隣にある国で、中部から東部は乾燥地帯。王国ではなく、国民が代表を選出して統治を行っている。ヒメリ湖での事故により国家存亡の危機にある。第77話「ケシャール民の悲劇」
▷ ナルポート
 ナリアスタ国の首都で、国の東部、デーム海に面した港湾都市。ヒメリ湖での事故により水資源が枯渇し、ゴーストタウンとなっている。第77話「ケシャール民の悲劇」
▷ ノーブルスヒル
 ラカナ市からガパックへ行く途中にある町で、カルワース男爵領。第206話「ミルバーグ男爵家の人々」
▷ ヒメリ湖
 ナリアスタ国のケシャール地方にある大きな湖で、ノプノー川の水源だったが、ゼグリア鉱山の崩壊でほとんどの水が失われてしまった。第107話「激動」
▷ プリシード島
 ロックリッジ男爵領の島。湾内の波の穏やかな地点にあり、美しい砂浜を持つ。多くの住民が暮しており、ロックリッジ家の別荘がある。第101話「海で遊ぼう」
▷ フレスタム
 ラカナ公国の宿場町。国境のグロブウッドから北のラカナ市方面、南のサーマストンへの分岐点にある。第113話「守備隊の仕事もしないと」
▷ ペールトゥーム
 ラカナ公国北部の都市で、ラカナ湖畔にある。プリムスフェリー伯爵家の屋敷がある。第137話「ヒメリ湖」
▷ ポルトム
 テッサード領に隣接するバックス男爵領の宿場町。第47話「賑やかな食事」
▷ マフムード
 ゾルトブール王国の商業都市。ナイワーツ川をはさんでラカナ公国のルジルの町の対岸にあり、水運による物流が盛ん。第201話「一芝居打つ」
▷ マミナク
 ゾルトブール王国西部最大の都市。第176話「ゾルトブールの雨傘」
▷ ミドマス
 聖王国を流れる大河、シナーク川の河口にある港湾都市。ロックリッジ男爵領。第62話「海へ」
▷ ユラカナ川
 ラカナ公国北部地方を流れる川で、ルビンスク山脈を水源としてラカナ湖に流れ込む。第246話「交友録」
▷ ラカナ公国
 テッサード領に接する隣国。国王ではなく大公が治める。勇者が魔王軍を討伐した後で建国した。第2話「夢に見た生活」
▷ ラフーム川
 ラカナ公国のボームス川の支流で、カルワース男爵領を流れる。第201話「一芝居打つ」
▷ ルジル
 ラカナ公国の西にある町。ゾルトブール王国との国境であるナイワーツ川に面し、物流の拠点として発展している。第98話「スワニール湖で」
▷ レキエル聖王国・レキエル中央市(聖都)
 テッサード辺境伯領が属している王国。王都はレキエル中央市。第2話「夢に見た生活」

● その他の固有名詞など
▷ ウィング・シックス
 聖王国騎士隊の女性隊員から選抜され、パレードで羽飾りを付けて歩くことができる6名の隊員。聖都ではアイドル的な人気がある。第191話「怪人、現る」
▷ ゴーラム商店
 ゾルトブール王国のウマルヤードを拠点とする商社で、穀物やその加工品を多く扱っている。ナタリーの実家でもある。店主はテルマン・ガーネット。第226話「ジェイン」
▷ シェルドーム商会
 ゾルトブール王国のアーテンガムを拠点とする穀物商。代表はホリス・シェルドーム。第176話「ゾルトブールの雨傘」
▷ 廃帝ナインダガー
 ゲーム「オクタンドル」のキャラクターデザイナ(変態)のペンネーム。そのデザイナが妄想てんこ盛りで書いた超古代歴史譚のデレク。第78話「廃帝」
▷ ハイランド商会
 ゾルトブールに本拠のある両替商。支配人はモーラー氏。第173話「アーテンガムに行ってみる」
▷ フェスライエ・ライブラリー
 廃帝が登場する超古代歴史譚を含む、「オクタンドル」世界で謎とされている一連の古代文書。第78話「廃帝」
▷ ラシエルの使徒
 カルワース男爵と繋がりがあるらしい謎の団体。第136話「うまく踊れない」

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