作品・メッセージ・人生
〜 work・message・life 〜
文芸であれ、哲学であれ、音楽であれ、私にとって魅力ある「作品」とは、技巧以前の問題として、それぞれの作者・奏者が背負った人生の試行錯誤の中から苦労して抽出した「何か」( = message) を内包しているものだ。そうでなければ、自分の限りある「残り時間」を費やして鑑賞しても「時間の無駄」のように思われるからだ。
もちろん、私も「言葉あそび」は大好きで、半径5メートル以内の若いみなさんの反応を観察しながら、日々「しょうもない」言葉を連発しているのだが・・・(打率も2割を超えるかどうかさえ怪しいものだ) それでもなお、たわいのない「言の葉」に何らかのメッセージを纏わせようと悪あがきしている。
(作者の年齢に関係なく) 人生を背負った「何か」のない作品は、たとえ大量生産されたとしても、一種の「消耗品」で終わってしまうような気がしてならない。
人生そのものが、壮大な (あるいは、ささやかな)「作品」なのかもしれない。
2024.3.13
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私が拝読しているカクヨム作者の皆さまの作品は、当然「何か」( = message ) を内包しているので、毎日楽しく鑑賞・応援させて頂いております ♪♪♪