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ホラー作品・欲の果て について。

 最近、マスコミで『性的暴行』や『上納システム』が取り沙汰されているのですが、確実にやらせてくれるリストなるものが存在して、飲み会やパーティーにはそのリストに載っている女性に声が掛けられるとか何とか・・

 むかーしむかし、作中にも書かれているのですが、本院から分院に配属される医者は、その病院で『やらせてくれるリスト』なるものを譲り受けていたそうです。誰しも医者の妻!に憧れるものでして、チャンスがあれば〜で飛びついちゃう女子がそれなりの数いるのもまた事実。

 私が働いている当時にも『医者キラー』と呼ばれる強者がおりまして、その方たちは確実に『やらせてくれるリスト』に名前が載っていたことでしょう。

 むかしむかーしのことではありますが、病院の社員旅行の一節は本当にあった話です。そんなことが罷り通るのか!みたいなことが普通に行われていた時代がありました。看護師は性の捌け口でしかなくて、そこには、相手に対するリスペクトは皆無の状態となっていたんでしょうね。今なら完全に犯罪です。

今後、自分が売れる為にも大御所の人が参加するパーティーに参加して、自分の顔を売っておかなくちゃと思うレディたちと、お医者さんと懇意になって、いつかは誰かの妻となりたいと思うレディたちは同じようなもので、そうして無慈悲にも食い物にされていったレディたちが山のように居るわけです。

 それを『仕方がないね』で終わらせてきた日本的文化も、グローバル化が進むことによって変容し、声をあげても良いんだと。犯罪を犯した人が居るのなら、法の裁きを受けてもらうのは当たり前となる世の中になって欲しいなと思います。

 ちなみに、夜勤に入る時にはパンツの中に手を突っ込まれないように気をつけろと先輩看護師に言われたのは本当の話で、今考えると、本当にどういうこと?って思います。昔は本当にどういうこと?と思うことが多かったですとも。

                            もちづき 裕

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