ちょっとうんちくなのですが・・
大航海時代の防衛拠点だった砦とか海に突き出た要塞なんかに行きますと、ガイドさんが、
「ここにある大砲で、当時の海賊たちを撃退した〜」なんて話をしてくれます。
大砲、大砲、大砲の説明をやたらとしてくれるわけなんですが、ナポレオンはこの『大砲』こそが来る!と考え、実戦に野砲を大いに活用することで地方の将校から下剋上を繰り返して、皇帝にまで登り詰めちゃったわけですね。
作中に出てくる『火龍砲』は遥か遠い東の国、鳳陽で作られているわけですが、これを使ってゲームチェンジャーになれるはずだったのに「面倒くさいから」という理由で、アルノルトは積極的には使いません。
思うに、家庭が大事でその他は二の次〜ぐらいの方が平和なのかな〜と最近思います。
こちらの作品はカドコミ様から発売のコミカライズ『悪役令嬢はやる気がない』の宣伝の意味で始めた連載なのですが、クラルヴァイン編の主人公はコンスタンツェ、モラヴィア編の主人公はカロリーネという、カサンドラの側近二人が軸となって話が進んでいく形となりました。
前半は女の戦い、後半は国同士の戦いとして、こういった作品でよくある『誘拐』ターンを戦争に絡めて展開していく関係上、ちょっと時系列前後しちゃって読みづらかったかなとも思います。
またこの辺はそのうち修正を入れられたらな〜とは思っているのですが、とりあえず、こちらのお話はこれで終了となります。最後までお付き合い頂いた皆様、感想を書いて下さった方々、誤字脱字修正をしてくださった読者様、本当に有り難うございます!!
連載中作品『それを愛と呼べるなら』もババーッ終わらせたいと考えています!お暇な時に覗いて頂けたら幸いです!