「水の都」は、新しいことに挑戦!と考えて書いた作品となります。
今現在、急激な気候変動、温暖化(地球沸騰化とも言うらしいですね)が報道でも特集されていると思うのですが、『水不足』は世界規模で大きな問題となっているわけです。
私はブラジルに住んでいた時に、ものすごーい水不足となったことがありまして、下手すると三日とか断水するんですよ。もちろん、給水車なんて回ってこないです。スーパーに行けばジュースやビールは買える。水のペットボトルも買えますよ。だけども、本当に困るのがトイレと洗濯なんですよね。
作中、洗濯した排水を鍋で温めて、お風呂に使って〜というところは実際にあった話で、私じゃないんですけど、子供が五人も居るご家庭で、究極はそこまでやったという話を乗っけております。ドラム缶もですね、売れました。私も勧められたんですけど、マンションじゃな〜みたいな。
プールがある家では、トイレを流すのにいちいちバケツでプールの水を運んでいたわよーみたいな話を聞いて、プールいいな〜・・みたいな。
シャワーが出ないから、鍋でですね、お湯を沸かして利用するんですよ。どんなお金持ちでも鍋で湯を沸かしていたので『水不足って本当に大変!』と、金とか関係なく、みんな困るんだなーと思ったのも良い思い出になっています。
とにかく、蛇口を捻って水が出ない恐怖といったらないです。
世界ではもっともっと、水で困っている人々がいるとは思うのですが、水は大切に。
水のことについて、ちょっと考えよ〜、と思って作った作品が、まあ、最後にはあんな
ことになったのですが、続きは・・意欲が湧いたら書いてみたいかな・・と思っております。
徒然なるままに書きましたが、最後までお付き合い頂きありがとうございます!
ホラー作品『屍の声』こちらも完結してますので、良かったらお暇な時にでも読んで頂ければ幸いです。