いかんのよ……ゾンビの科学的矛盾を考えたらいかんのよ……
あいつら死んでるのに嗅覚あるのか、視力どのくらいか、肺は動くのか、知恵はどのくらいか、そういうことを考えたら終わりがなくなるからいかんのよ……でも考えちゃう……
とまあ、それはさておき、ありそうであまりない「異世界人の地球転移」をゾンビと合体させてみたんですが、それに加えて「ヒロインに一人も処女がいない」という無茶苦茶さも放り込んでみました。
6人も作ってそれぞれの話を盛り上げたかったけど、増やしすぎて手に負えなくなった気がします……。おそ松くんはよく6人も動かせるなあ。
あと、主人公の魔法をもっと強くしてあげるべきだったかも?でも、それじゃあ無双になっちゃうし……。
元々はエブリスタで投稿したんですが、当初は小説家である森博嗣さんの「1日1万字書けば10日で1作できるよ」を真に受けて書こうとしたんです。しかし、初日に「どう考えても5千字しか無理だな!20日で1作書こう」となって、その文字数がだんだんと減っていき、最終的に1日千字しか書けなくなって……。
しかも脚本を作らずに書いたから「ここからどうしよう?」と詰まる場面が多いこと多いこと。しかし、私は脚本を書いたら絶対に書けないんですよ。今まで10作以上が脚本の段階で止まってます。だから見切り発車で自分を追い込んだんですが、功罪どちらもありますね。
まあ、何はともあれ初めての長編が終わりました。
終わったときに達成感があるかと思ったら全然ありません。読み直すたびに書き直しや大なり小なりの矛盾を見つけるので「完成」という感触が少しもないんですよ。こういうのって私だけ?
次はギャグファンタジーの長編を書くので見かけたら読んであげてください。タイトルは「異世界勇者アーサーを見た母『たかし、何やってるの?』」です。