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お知らせ

 明日、非公開にしていた「海と階段の街、ルキッラの宿」を再公開します。

 そして、久々に「何かがうまくいかない時に2」の新しいお話ができたので、そちらも再公開します。
 ただこちらは、その前のお話からかなり期間が開き、前後で作風が変わってしまっているかもしれません。
 以前は無駄だと思ってもいろんなシーンをバンバン放り込んで登場人物の日常を描いていたのですが、最近、その「シーン」が浮かばなくなり、結果として新しいお話は必要最小限のシーンで構成された無駄の少ない(文字数も少ない)ものになりました。


 無駄が少なくなる。これは、一般的には成長、というのでしょう。ただ、私自身はちょっと複雑な気持ちです。以前はポンポン湧いていたシーンが浮かばなくなったというのは、さみしいものがありますし、この先の執筆を考えるとあまりいいことには思えません。
 書きたいお話はまだいくつかストックがあるんですけどね。普通に書くとまた、必要最小限のシーンだけになってしまうでしょう。読んでくださる方にとってはその方がいいのかもしれませんが、この作品はとにかく自分の好きなように書きたいという思いが強いので、作風を戻すために、ちょっと奮闘してみようと思います。

4件のコメント

  • ロドリーゴさん、こんばんは!
    お祝いのお言葉ありがとうございます!

    女性キャラクターはホント自信ないんですよね。使えるキャラクターの引き出しが少ないというか、やはり少年漫画のバトルものどっぷりで来てますからね。
    少女漫画なんかを読むようになってかなり引き出しは増えたと思うのですが、やはりこれはこれで奥が深いんですよね。

    ちなみにロドリーゴさんの書く女の子は、少年漫画と少女漫画のちょうど真ん中にいるような雰囲気があってすごく好きです。元気でメンタルが強くて、でも繊細なところがあって。まぁキャラクターそれぞれが個性的ですけどね。

    ちなみに私が思うに、女性漫画家の少年誌での作品がすごく面白いものが多い気がするんですよ。しかも女性にも男性にも等しく人気があって楽しい気がします。なにかキーになるものがある気がするんですけどね。
    まだよくわかりません。
  •  関川さん、こちらにまでありがとうございます!

     少女漫画! 確かに引き出し広がりそうですね。私はほとんど読んでません……。(ベルばらくらいかな)アニメは妹と一緒にいくつか見てましたね。カードキャプターさくらとか、ミルモでポンとか。影響を受けられていたかは微妙なところですが。
     少年漫画と少女漫画の真ん中、というのは、言って頂いて私も確かにそうかもと納得しました。

     少年誌の女性漫画家というと、高橋留美子と大高忍くらいしか知らないのですが、二人ともヒット作を飛ばしている売れっ子ですよね。乱馬1/2、犬夜叉は好きでよく読んでましたが、ちょっと影響受けてるかもしれません。
  • 昔の少女漫画ってどちらかと言うと文芸に近い気がするんですよね。
    映像を文字で表現しようとしているというか、背景を出来るだけシンプルにする事によって、読者の想像力を引き出そうとする感じとか。モノローグの多さとか、少年誌とはまったく別のアプローチ。視覚的表現が自由な漫画に、文章的創造性を多く目にマッチさせた印象です。

    漫画の歴史も手塚作風から劇画的な大友作風と変化していき、動きを重視した視覚的な作品が人気を保ってます。女性漫画作家も少年誌に多数活躍する昨今。女性の感性が文字表現を重視した少女漫画の枠を越え、動きのある表現を取り入れたことによって、心の内情と身体を動かした両面の視覚化で物語を紡いでいく。そんな時代の流れを感じます。
  •  少女漫画が文芸に近いというのは、私も何となく分かります。ベルばらでも、そのまま小説にできそうな感じがします。高橋留美子の作品は、まさに両者を融合して自然に一つの作品にしてますよね。乱馬とか犬夜叉とかはまさにそんな感じで好きでした。(境界の輪廻は未読)
    時代の流れなんでしょうね。きっと雑誌とは違って作品単位で簡単に目に触れるTVアニメとかの影響もあるでしょうね。
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