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ヲタ認知系主人公

もうそろそろ前回のノートから一年が経つので、何か書いておこうと思います。

注意!!
今回は多少の毒や偏見などがありますので、特に私のような「オタク男性」は不快な思いをするかもしれません。読みたくない方はブラウザバックをお願いします!!

 さて、私は小説を書くことができなくなり、それに伴って小説を読むこともほとんどしなくなりました。(元々たいして読んでなかったけど)

 その代わりに、漫画やアニメに触れる量が増えました。そうしているうちに触れる作品の一部に共通する男性主人公属性を見出しました。(ひょっとしたら、私が知らないだけで名前があったり、周知の事実でジャンルが存在するのかもしれませんが…)

特徴
・コメディ系に多い。
舞台が現実でもファンタジーでも、とにかくコメディ系に多い。まれにラブコメにも。

・基本的に上から目線。
「上から目線キャラ」とは限らず、ナチュラルに上から目線。ツッコミ役に求められる資質を上から目線と勘違いしているヤツといった雰囲気。他人の特徴や属性その他を決めつけがち。

・他人に何かを「教えてやる」「解説してやる」ことが多い。
基本的に経験ではなく雑学のようなこまごました知識が豊富。

・受動的で、他のキャラクターに巻き込まれて物事が起こる。
他のキャラに振り回されて「やれやれ」となるまで一人では何も巻き起こさない。

・口がたつ(ことになっている)
妙に理屈っぽいが、よくよく理屈を見ると穴があることが多く、特段するどいわけでもなく、主人公が強いというより周囲がやたら弱い。

・思考は柔軟性ゼロで独善的。
多様な見方、考え方があるという感覚がなく(口先でだけは言うこともある)危ういツッコミをしがち。分かりやすく極端な例を示すなら、料理を作ってくれというヒロインに対して「いや女のお前が作れよ!」という台詞を純粋にツッコミとして使う、というようなもの。

・安易に他人に厳しいことを言う。
相手のためを想ってという建前で他人を突き放したり厳しいことを言う。ほぼ必ず主人公の狙い通りに成功する。

・口調はネット民のそれ
「〇〇なんだが」「〇〇だぞ」「お前ら」「つーか」「〇〇だろ」などなど、2chやSNSでよく見るオタク男性の口調、あるいは粋がっている中二男子の口調にかなり近い。

 これは抽象化した特徴を列挙したもので、定義ではありません。そして、すでに軽く触れましたがこの特徴はほぼそのまま、オタク男性が持つ自己像の特徴に当てはまります。オタク男性は全員!!人生の一時期(あるいはずっと)このような自己像、メタ認知を持っています!本当です!!
 こういう主人公が作られる、あるいはウケるのは、オタク男性が「本来のオレ」を投影できるからなのです!!(思い込みによる断言)

 というわけで、このような特徴をいくつか持つような主人公を「オタク男性の勘違いメタ認知に基づく主人公」ということで…

『ヲタ認知系主人公』

 と名付けました。

 広めたいわけではありません。私が勝手に使いますので街中でこの単語が聞こえてきたらそこに私がいると思ってください。

 名前はおいておくとしても、アニメや漫画の消費量の多い男性は、こういう特徴を持った主人公に出会ったこと一度や二度はあるのではないでしょうか? もしもすでに属性として名前が付けられていたら是非教えてください。

2件のコメント

  • お久しぶりです!
    これで短編の一つは書けるんじゃないでしょうか(^^)
  • 関川さん、お久ぶりです!!
    書けそうですね! 私はまだ筆を動かす気にはなれずにいますが…書けるネタとして覚えておこうと思います。
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